こぼちゃん

あしたは最高のはじまりのこぼちゃんのレビュー・感想・評価

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)
3.9
監督・脚本 ユーゴ・ジェラン、2013年のメキシコ映画『Instructions Not Included』のリメイク。

原題は「明日は新しい一日」という意味で、監督のジェランの祖母が息子を亡くす辛い体験をした後も、絶望することなく、人生を送った体験に基づく<==ここ重要。

南フランス・コートダジュールの町で観光客案内をしながら毎日を気楽に過ごすサミュエル(オマール・シー)。ある日彼の前に去年自分が一夜をともにしたという女性・クリスティン(クレマンス・ポエジー)が現れ、産後うつで赤ん坊のグロリアを置き去りにされてしまう。

ロンドンで彼女を探すも会えず、母はスパイで世界を飛び回っていると嘘をつき、グロリア(グロリア・コルストン)に英語の通訳を手伝ってもらいながら、スタントマンの仕事をしている。そしてある日、病院で、ある事実を知ることに。

『最強のふたり』にも出演していた主人公、今回の相手は娘だが、カラフルな部屋で、とても愉快に過ごしている。素敵な父と娘の瞬間、瞬間が愛おしい。

例え、辛い別れがあったとしても、せいいっぱい生きることが、自分や周りの人の為。子供の頃は、ママやパパがいて、誰もが自分は世界一、幸せだと思うけど、年齢が進むにつれ色んな事が起きるもの。

その時の為に、自分や家族、友達との時間を大切にしようと思える映画。
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