年老いたジャッキー・チェンが渋すぎる中国、イギリス合作映画。監督は『007／カジノ・ロワイヤル』、『グリーン・ランタン』などを撮ったマーティン・キャンベル。
グリーンランタンのせいで微妙に干されてたのか笑
一人娘を目の前で殺されたくたびれた料理屋の親父が単身犯人を追い詰める、ここ最近流行りの復讐オヤジシリーズのジャッキー版という感じ。
いつものジャッキーのコミカルさは封印されシリアスで泥臭いジャッキーが見られます。
アクションも年を重ねてキレは無いものの、カンフーアクション＋リアルさを加味してあって、ジャッキーも深傷を負っていきながら戦う様がかっこ良かったな。
これまた渋くなったピアース・ブロスナン扮する北アイルランドの副首相リアム・ヘネシーはかつて過激派の活動家で、クァン（ジャッキー・チェン）は彼がかつて所属していた組織に娘を殺した犯人がいると睨み、名前を聞き出すべく執拗にヘネシーをストーキングしまくります笑
ストーリーは、ありがちなジャッキー以外みんな間抜けと言うわけじゃなく、ストーリーご進むとそれぞれの関係性が徐々に見えてくる展開で、良い脚本だと思いました。もう少しジャッキーのこれまでの人生の苦労とか、覚醒したジャッキーのカリスマ性があればシリーズ化できたのになと思います。
