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B-Side: エルサ・ドーフマンのポートレート

『B-Side: エルサ・ドーフマンのポートレート』に投稿された感想・評価

ポラロイドの大判カメラで肖像写真を撮り続けたエルサ・ドーフマンのドキュメンタリー。エルサは彼女自身が語るように、その生涯ほとんど、無名の写真館のカメラマンとして過ごした。

この婆ちゃん誰やねん、よく笑うオバハンやな。と思って見始めたが、しだいに彼女の言葉と作品に引き込まれていく。

短い映画だが、フォトグラフィーの秘密に触れている。写真家を描いたドキュメンタリーとしては「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」に並ぶ秀作。
「居心地のいい人生を発明すること」

28歳で初めてカメラを持った写真家エルサ・ドーフマンのドキュメンタリー。
誕生日などを祝うのがあまり好きじゃないエルサの夫。誕生日が終わる寸前に「ハピバ♪」と言ってくる夫に対して「殺したくなるわね」は笑う𐤔 𐤔 𐤔
全く気取ってないアーティスト。
それは作品にも表れていて、至極自然体。悲しく暗い写真は撮りたくなくて、"写真=癒し"のスタンスを貫き通してる。

巨大ポラロイド写真って初めて知ったけど ﹙拡大写真を建物に貼るやつは映画で観た﹚、こんなの家の壁にドーンと飾ったら面白いに決まってる。
今はもうフィルムが製造されていないとの事だけど、自分の若かりし頃の写真を拡大コピーしては額縁に入れて部屋に飾りまくってるオトンに是非とも教えてあげたかった〜笑笑

2022/10/30NETFLIX*字幕
写真家エルサ・ドーフマンが巨大ポラロイドカメラで撮ったポートレイト写真は、温かく明快で気持ち良いものばかり。家族夫婦、子供、一般人も有名人も深刻に気取った写真は決してない。特に親交深かったアレン・ギンズバーグとのエピソード、素顔の彼には心温まる。けれど、手元に残された大量のアーカイヴは、彼女曰く、被写体自身が選ばなかった「B面」。尚更微笑ましい味わいがある。
エルサ自身が家族やセルフポートレイトを多く撮っていて、彼女のオープンで気取らない性格やバイタリティがまた魅力だ。芸術家というより親しみやすい職人肌。それが人を安心させ居心地よくするんだろう。鮮やかな背景色の前に立つ人物のクリアな輪郭、時代を超えたシンプルな表現法。今はなき、道具と人の幸福な関係。シャッターや風船を握り微笑むエルサを見ると、撮ってほしくなるよなあ。

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