"さよなら傷だらけの日々よ"
美しく宵闇の中にネオン。
美しく晴れた青空の街。
ビューティフル・デイ。
決したら美しい物語じゃない。
PTSDのフラッシュバック
何度も何度も頭に過る。
過去のトラウマを何度でも。
歪な映画。
「タクシードライバー」
にしては美しく清楚。
「ドライヴ」
にしても暴力の抑制。
正直退屈かもしれない。
正直意味不明かもしれない。
正直とるに足らないかもしれない。
いや、
何度も何度も繰り返す悪夢
絶望で死に行く心
そこに
その世界に
光を与えたのは
ただ1人の少女で
すべて失った此処にいない男が
光を取り戻し生を再開する瞬間。
だからこそ
ビューティフル・デイなのだ。