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南京の基督(キリスト)
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南京の基督(キリスト)の作品紹介

南京の基督(キリスト)のあらすじ

1920年代の南京。日本人の作家・岡川(レオン)と、まだ幼さの残る中国人の娼婦・金花(富田)が出会う。惹かれあい、愛し合うふたり。しかし、運命は彼らの愛を引き裂こうとする…。

南京の基督(キリスト)の監督

トニー・オウ

原題
南京的基督
製作年
1995年
製作国・地域
香港日本
上映時間
100分
ジャンル
ドラマ

『南京の基督(キリスト)』に投稿された感想・評価

原作は芥川龍之介の短編小説

妻子ある日本人小説家と、キリストの存在を信じる中国人娼婦との悲恋を描く。
小説家のモデルは芥川龍之介でレオン・カーフェイが演じ、中国人娼婦を富田靖子が演じた。
富田靖子は、敬虔なクリスチャンで一途に日本人小説家を想う、貧しい中国人娼婦を体当たりで熱演していた。 中国語のセリフで。
当時は富田靖子のヌードばかりが話題になってたけど、切ない純愛モノだった。
櫻
-
白い百合が綺麗に咲き乱れた後、一枚ずつ花びらが落ちる。その落ちた花びらには、赤い血が染みていく。花の命はいつの世も短い。

しがみつくように十字架に向かって祈りを捧げている少女、家族を養っていくために、春をひさぐ。未来など遠すぎて見えないけれど、いつも微笑みを浮かべている。絶望に沈みこんだまま真っ暗な目の前を見つめているような、日本からやってきた男との出会い。それは幸か不幸か、、、。互いの生きているという哀しみを洗い流すように、癒すように抱きしめ合う。そんな刹那のような幸せなひとときが、夢のように過ぎていく。この世の理不尽さに振り回されていくふたり。健気な少女の木々へ頼んだ声は、彼の元へは届かなかった。病に蝕まれていく彼女の身体を、神は救ってなどくれなかった。気が狂ったかのように姿の見えぬ彼の名を呼び、再び抱きしめられることだけを願いながら、自分の身体に増えていく赤い斑点に怯えていた。あなたとまた会いたい、だけど、こんな醜い姿は見せたくはない。そんな彼女の悲痛の叫びが、呻きとなって響いていた。

ふたりの愛が強固であるほどに黒く透けて見えてしまうもの、それがあまりに多すぎた。かき分けてもかき分けても真っ暗な中で、光を掴もうとしたその時。少しだけ間に合わなくて、いつも束の間の幸せに酔わされるだけ。心につけた深い掻き傷を治癒する術などなく、過去の幻影に苦しめられる悲しき命。彼の登っていった階段の軋む音が聞こえる。人の命は皆、花のように儚い。
(2018年8月10日)
日本人の主人公を中国人、中国人のヒロインを日本人が演じる斬新な試み。

芥川龍之介の短編小説を映画化。

芥川を彷彿させる小説家・岡川が出逢った、中国人の娼婦・金花。

富田靖子が大胆なヌードを披露した幻想的なラブシーン。

レオン・カーフェイが出演した、「愛人・ラマン」を意識して撮られている気がした。

性病に冒された金花の哀しみ。

あどけなさと、ひたむきな姿が痛々しい。

そして、精神的に追い詰められる岡川は、芥川龍之介そのもの。

うら淋しい音楽と、独特の世界。

清純派女優だった富田靖子の体当たり演技が、あっぱれだったと思う。

レオン・カーフェイの日本語は怪しかったが(笑)、だんだん芥川に似ている様に感じてくる。

岡川夫人を演じた中村久美の、しっとりした美しさも印象的だった。

『南京の基督(キリスト)』に似ている作品

白痴

上映日:

1999年11月13日

製作国・地域:

上映時間:

146分

ジャンル:

3.3

あらすじ

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越前竹人形

製作国・地域:

上映時間:

102分

ジャンル:

配給:

  • KADOKAWA
3.9

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