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情炎お七恋唄
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『情炎お七恋唄』に投稿された感想・評価

富豪の跡継ぎ(浜口竜哉)との縁談を強要されている娘・お七(小川節子)が、両親の反対を押し切り、寺小姓(森竜二)との恋路を貫き通そうとする。江戸時代の実話ベースとされている悲劇「八百屋お七」を映像化している、日活ロマンポルノ。

「恋を貫くために放火し、火刑に処された少女の物語」という基本部分を残しつつ、ロマンポルノならではの脚色を施している作品。仏塔に抱きつきながら交合したり、木魚の手触りから女の臀部を想起させたり、艶本のエッセンスが加味されている。

また、筆者が読んだ原本(?)では、お七と寺小姓の出会いのきっかけが大火による避難生活であり、それが最後の放火行為へと繋がるようになっていたのだが、本作では最初の出会いが「洪水」になっている。そのため、最後の放火行為が浮いている。

豪華な時代劇セットは、東洋一と謳われた日活撮影所ならではのモノ。大火を冒頭に持って来なかったのは、(勝手な憶測だが)予算的な問題かも知れない。また、映像からは伝わりにくいが、小川節子は身長150センチのおチビさんだったりする。
予算がある当時の日活ロマンポルノ。時代劇ポルノが目新しいのと撮影所が機能していたので大火シーン撮れたんですね。小川節子以外全く濡れ場に興味が向きませんね。
愛する男が忘れられずに気が狂う、窓の外の粉雪が妄想での灰燼へと繋がり部屋中に火を付ける小川節子。燃え盛る屋敷の屋根に登り猛火のなかを舞い、混乱した群衆に逆らい彷徨い歩く。炎からの雪、狂気からの絡み。心が病めば病むほど小川節子の肌は白く美しく澄んでゆく。ラストはブレッソン『ジャンヌ・ダルク裁判』ばりの焚刑。死に際に男の名を叫び、罪人が焼かれる姿を見に来た野次馬にまぎれて女中は自慰行為。おそらく小原宏裕のベスト。

『情炎お七恋唄』に似ている作品

骨までしゃぶる

製作国:

上映時間:

88分

配給:

  • 東映
4.0

あらすじ

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