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ターミネーター ニュー・フェイトのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今回の感想はネタバレかなり多い。

ターミネーターシリーズ第6作目。2の正統続編らしい。
サラ・コナーの活躍でコンピュータ支配の未来を回避するものの、息子のジョンはターミネーターに殺害される。
それから12年後の現代、メキシコシティで働くヒロインと弟は突然新型のターミネーターに襲われる。彼女らを救ったのは未来から来た強化兵士の女性だった。ターミネーターの追跡で弟を失い危機に陥ったヒロインの前に現れたのはサラ・コナーで......という話。
僕は3、4以外は全部観ている状態で鑑賞。

時代が求めていないとか俳優が老けすぎ等酷評されがちな本作だが、思いの外楽しんで観られた作品。
ノンストップなアクションはわくわくしたし、おなじみの流体金属ターミネーターとの戦いはスピード感があって良かった。新型ターミネーターが分離する描写は最近の進撃の巨人っぽくて面白かった。変革された未来で指導者となるヒロインもキャラが立っていた。ヒロインと強化兵士がサラとカイル・リースに近い関係性なのも旧作ファンにはたまらない。シュワちゃん演じるジョンを殺したターミネーターが人間と家族になっているというのもユニーク。

難点は「結局未来変えても別のコンピュータが人類襲うのかよ!」とツッコミたくなる設定とリンダ ハミルトンの老けっぷりかと。シュワちゃんは歳相応な役柄に落ち着いていたのに、ハミルトンの破天荒姉ちゃんみたいな格好は何とかならなかったのかなあ。

ヒロイン死んだら終わりの設定なのにヒロインが無防備過ぎ。ラストに新型ターミネーターに肉弾戦挑む場面はマジか?と思った(^^)
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