台湾にやって来た国民党軍総司令官の家族史。ワン・トンの自伝といえるためか、他作品に見られる主題の捻りや比喩的サタイアのない淡々とした家族史で、外省人家族の生活と年月が綴られていく。
物語は家族の長…
去年はワントンのバナナパラダイスと無言の丘を見て感動したが、この作品も素晴らしい。
大陸から台湾に引き上げできた将軍一家の物語。
偉かったはずの父親が軍隊を退役したら、ただの使えないダメおじさんにな…
王童ってやっぱすごい。なんということなく日常を描くのを眺めながら、いつしか気づいたら家族の心象にひたってる。
去年、K'sシネマの特集でみて感銘を受けた。今年も別の作品を見られてよかった。
てゆー…
1949年、国共内戦に敗れた国民党の将軍一家が台湾へ移住する。⚓️
新天地の日本家屋での、お婆が精神的支柱となる子沢山な暮らしの描写は質実で、哀愁と可笑しさが常に漂う名篇。自身が将軍家生まれの王童…
1949年、国共内戦で大陸から台湾に渡った国民党軍の将軍の大家族の物語。
おばあちゃんの前向きで明るいキャラクターが物語を引っ張る。
大陸に戻りたいけど戻れない父、ここで生きる術を見つけていく母、前…
中国、国民党と共産党の内戦。敗退した国民党は台湾へ。将軍一家も台湾の生活に溶け込む。祖母が大切にしている、赤い柿の絵。その祖母も亡くなる。赤い柿は何を象徴しているのか。冒頭、モノクロの大陸に、赤い柿…
>>続きを読む【家族というもの】
中共に負けた国民党の将校とその家族が、四苦八苦しつつも人間らしくある意味豊かに生きていく様が淡々と展開していく作品。
特に一家のおばあちゃんを中心に物語が進んで行きます。
やは…