何故、タイトルが"沈黙、愛"なのか？ラストまで見たら、このタイトルしかないと思うだろう。巨大ゲーム会社の代表であり有能なブローカーであるイム・テサンは莫大な富と権力も手に入れている。有名な歌手のユナと婚約し、幸せを噛み締めるイムだった。そんなある日ユナが無惨に殺害され、更にその殺人の容疑者として娘ミラが逮捕される。 イムは金や権力を惜しみなく使い娘を助けようとするが……ザックリ言うとストーリーはこんな感じ。途中までは、娘を助ける為に色々な手を使うイムには共感するどころか嫌悪感しかありません。そして作品の後半では衝撃的な事実が分かり、ますます嫌な気分になるのですが、ラストに衝撃的な真実が明かされた後は、ただただ涙、涙でした。やっぱり"チェ・ミンシクは、凄い"と思った作品でした。
