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1987、ある闘いの真実のTAMUのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
4.2
ようやく見られた!そしてド満足!
2時間超を感じさせない、考えるエンタメ映画の真骨頂♪

軍事政権下の韓国、警察に拘留された学生の死から始まる、市民たちが権力の悪を正し、民主化を勝ち取るまでの物語。
実在の弁護士が新聞記者が、医師が看守が学生が、それぞれ正しさを求める姿が胸を打ちまくり💦

よくできた国威発揚映画ではありますが、あの過剰な民主化への執着が腑に落ちるドラマでもあります。

民主化は1人ではなし得ない、数多くの名もなき市民のバトンリレーに何度も涙してしまいました!

一気にトーンダウンして個人的趣味の話題となりますが、なんと言っても80年代お洒落さん、無垢な女子大生役のキム・テリ最高に可愛い!

看守役のユ・ヘジンが叔父なのだが、『ラッキー』ではユナの叔父だったし、最近のユ・ヘジンの役所に納得がいかないw

それはそうと本作のキャストは超豪華。個人的にはチェイサーコンビ(デリヘル店長キム・ユンソクと殺人鬼ハ・ジョンウ)の久々のバトル、海に掛かる霧コンビ(船長キム・ユンソクとバカパーマ、ユ・スンモク)の久々の上下関係に胸熱♪
記者役のイヒジュンも海掛けファミリーねw

熱いのは『殺人者の記憶法』ソルギョングがアクション担当、我らが『未生』部長が氷水に浸かる担当、体張ってます!

あと獄中記者役のキム・ウィソン、クセが強ーいインテリ役がハマる。
もはや中央日報デスクのオ・ダルスに至っては見逃すレベルw

この豪華出演陣が織りなすバトンリレーはパンフレットで見返したかったと後悔中。。
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