オンネリ&アンネリのキュート&キュートが大金を拾ってネリネリ言わす、暇を持て余した神々の事件簿（現代童話）
とにかく言おう、この映画はキャワイイと（ｷﾘｯ
なんですかね、この塗り固めた"善意"できた児童文学原作で、幼女が好きにドールハウスで同じ年頃の女の子2人を好きに着せ替えできちゃうような夢色ファンタジー…
とにかくおっさん&悪人は観るの"お断り"&危険！と助言しときますw 下手にしたらこの生温い世界で火傷します（笑）
あ、でも児童文学映画でいえば『パディントン』のようなつい顔が綻ぶ優しい世界です。
とにかく北欧神話…ではなく現代をとにかくカラフルなファッションと家財道具で装飾しまった魔法ありのファンタジーと言えるのに、あくまで現実社会をベースとしてるのでその中途半端さが返って居心地が悪くなってしまったんですよねw CGで過美に彩らないのがTV映画的です。
姉妹ではなく親友同士の主役オンネリ&アンネリを演じている子たちにも過剰な演技をさせずに常にニコニコ、溢れる笑いの素人くささが返って自然に見えて"癒やし"となる功を奏してる部分もあります。
ただ、そういう善意に満ち満ちている優しい世界なのに、中途半端にリアリティを呼び寄せるせいで勤勉に働いている善人を犯罪に走らせたりという気分の悪くなる"悪意"が存在することが返って耐えられなるんですよねぇ…
まあでも安心してください、ブラックコメディではなく、本当に甘く優しい世界ですからw
フィンランド産映画で、既に三部作というかシリーズ3作はとうに配信されている映画なのに、この甘々に耽溺したければ一気に観てしまうがヨロシ（自分は気が向いたらw）
