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『旅するソングライター』に投稿された感想・評価

KUBO
4.0
【2018 アーカイブ】*レヴューは当時のものです。

今日は、現在「映画」として劇場で公開中の「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2015-16『旅するソングライター』」を鑑賞。

声を聴くだけで心が震えるシンガーがいる。山下達郎、甲斐よしひろ、そして「浜田省吾」。

前半は最近の曲が多くて、小芝居を挟んだり、DJをしたり、背景に映像やプロジェクションマッピングを使ったり、工夫してるな〜と見ていたが…

後半「丘の上の愛」で、まじめに涙が流れた。ポロポロと。なんだろう、これ? 音楽の力って何だろう? やっぱり昔聴いた曲は別格だ。アンコール、最近の曲だけど「I am a father 」でも感動した。

終映後、一部ファンから拍手が上がった。映画なのに。あー、歌いたい! カラオケ行こう!
浜省の大ファンってわけではないですが、昔からまあまあ聴いてたし、レコードも数枚持ってたりというのもあり、同級生の誘いで観に行きました。いや、まるでホントのライブのような臨場感。かなりお年を召されたはずですが、変わらぬ素敵な歌声♬参りました!お見事です!!ちなみにボクは「ラストショー」という曲が一番好きで、他には「僕と彼女と週末に」のセリフのところが好きです。関係ないですが、オザケンの「愛し愛されて生きるのさ」のセリフのところも好きです!(笑)

「旅するソングライター」

まあ、旅といえば修学旅行ですよね?以前も書いたのですが、ボクはビーバップな男子校でした。高校2年のときの修学旅行でベタに東京に行きました。いわゆる「おのぼりさんツアー🗼」ってやつです。ボクらみたいな九州の地方も地方の田舎もんからすれば、東京なんて海外に行くようなもんですから💦(翌年から、毎年のスキー旅行になりました)なので、ボクらが恥ずかしながら…ラストおのぼりブラザーズです!
博多駅から名古屋駅まで寝台車で行ったのですが、かなりの鈍行で夕方から朝にかけて…だったと記憶しております。慣れない寝台車と、わけのわからない高揚感で一睡もできず、明け方の群青からオレンジに移り変わってゆく美しい景色をぼんやり眺めていました。
名古屋駅に着くと、6人のバスガイドさんたちが横並びに立っていました。ボクの工業高校は6クラスありまして、機械科がA組、B組、C組 電気科がA組、B組 土木科だけ1クラスの計6クラス。だから、6人のガイドさん!おや?ちょっと待って…目の錯覚だろうか?ガイドさんたちの中に、1人だけサイズ感の異なる女性が立っているではありませんか!バスガイドさんなのに?なぜ?そのビッグサイズのガイドさんは左から3番目に立っており、ボクはイヤな予感がしました。ボクは機械科のC組。普通に左から数えたら3番目で、そのガイドさんってことになります。「いや、右から数えるパターンもありやな」という、儚い願いは届かずに、ボクらC組のガイドさんはビッグサイズの彼女でした💦

おいおい!17歳の健全な男子の青春の思い出を、どうしてくれるん?そりゃないぜ、ジーザス!!なにかの罰ゲームなのかい?

そのガイドさんは、まさにサモハン・キンポー。ちょっとポッチャリとかじゃなく、がっつりサモハン!ボクらはしぶしぶサモハンガイドさんのバスに乗り込み、一路…花の都大東京へ。ガイドさんだけあって、確かに声は可愛かった。だけど、姿を見ちゃうと…サモハ〜〜ン⤵︎車内ではリーゼントの輩もお通夜のように静まり返っており、楽しいはずの旅が「燃えよデブゴン」観戦ツアーに💦
途中の行程はおぼえてませんが、夕方近くに東京へ。ちょうど渋谷公会堂前を通過しようとした、そのとき!サモハンガイドさんが突然!「あ!松田聖子!」と言ったんです。ボクら、まごうことなき田舎もんですから…わ〜って一斉に右側に寄って窓の外に釘づけ。その瞬間、サモハンガイドさんが「うっそで〜す♡」と、可愛い声で言いました。車内は数秒静まり返ったかと思うやいなや「おまえ、殺すぞ!コラ」や「こっち来い!コラ」など、ありとあらゆる罵声のオンパレード♬だって、車内の8割くらいが不良ですよ。リーゼントやパンチパーマですよ💦サモハンさん、チャレンジャーでしょ?全身にマイナスイオンならまだしも、方言まるだしの罵声を浴びたサモハンさんは、その後バスの一番前の席にちょこんと座り、もう一言も喋らなくなりました。あんなに大きかった身体も、やけに小さく見えました。
その件があったからか、それ以降ドライバーさんの運転がやたら荒々しくなりました。よく見たらドライバーさん、なんだかユンピョウに似てました。もしかしたらユンピョウドライバーさんとサモハンガイドさんは、できて♡いたのかもしれません💦(笑)もしかしたら、このバスは香港まで行っちゃうんじゃないかと心配になりました💦

しかし、気の毒なサモハンガイドさん。とんでもない輩に死ぬほど罵声を浴び…あれって絶対、トラウマになってるはずです。
ちなみにボクは残りの2割グループの方なので、暴言や罵声はまったく吐いておりません。ただ、心の中で「そりゃないぜ、サモハンねーさん。いくら声が可愛いからって、そのビジュアルであんな嘘ついても、通用するはずないやん?そもそもよくそれで、バスガイドさんになれたね。体型とか関係ないのかなぁ〜。面接は、あったのかい?あのね、ボクらの17歳は人生に一度きりなんだよ。ガイドさんとの甘い思い出♡は、どうしてくれるの?ねぇ、サモハンねーさん?」と思っていました。
もしかしたら、罵声を浴びせた彼らより、ボクが一番ワルだったのかもしれません💦(笑)

そういうわけで、ボクの高校時代の修学旅行の思い出は…甘酸っぱいどころか、サモハンガイドさんとユンピョウドライバーさんのおかげで、香港カンフーツアーとして
胸に刻まれました!

拝啓
サモハンガイドさん
いかがお過ごしでしょうか
その節は大変お世話になりました
あのことが
あなたのトラウマになっていないことを
願っています
くれぐれもお元気で
きえ
5.0
映画と言う括りではないけどレビューを書かずにはいられません。大好きなアーティスト、いやソングライター浜田省吾。魅力を語れば長く熱くなるのでとてもじゃないけど書ききれませんが、彼の音楽に恋したのは『片思い』を初めて聞いた瞬間でした。切ない声と歌詞とメロディーの齎らすロマンスの世界に心を奪われたのです。

ここは映画のレビューサイトなので話を映画に繋げて書くなら、浜田省吾の歌の世界には必ず主人公がいてストーリーがあって映像がパッと浮かぶのです。『片思い』もそうでした。思っても叶わない男の心情がシーンの1つとして私の心のスクリーンに映し出されるのです。それは全ての作品において言えます。映画好きな私が何故浜田省吾の音楽に惹かれるのか、このレビューを書きながら腑に落ちてきます。メロディーが先に浮かんで後から詞を書いていくのが浜田省吾の作品スタイルなので、どこまで映像を意識して作品を生み出しているのかは分かりませんが、私には邦画的な音楽世界と思えてなりません。

2015年に10年ぶりに発表したオリジナルアルバム『Journey of a Songwriter ~ 旅するソングライター』もまさに短編映画を集めた様なアルバムでした。
収録曲の『夢のつづき』は2015年1月公開『アゲイン 28年目の甲子園』(中井貴一、波瑠主演)の主題歌でもあり、旅立つ子供を前にした父親の心情を綴ったとても映像的な作品です。因みにですが、デビュー曲は親元を旅立った少年の歌でした。そこから40年経って送り出す親の心情を歌うなんて所にもストーリー性を感じる訳です。

彼はこのアルバムで60代のアーティストとしてシングル・アルバムを通じ史上初の2週連続首位獲得と言う記録を作りました。先日小室哲哉さんが60才を前に引退を宣言されましたが、デビューから何十年も第一線を走り続ける事は大変な事です。才能の限界・枯渇だけでなく薬物などの不祥事で苦境に立つアーティストもいる中、浜田省吾は一貫してライブ活動に重きを置きながらコンスタントにアルバムを発表して来ました。毎回チャートを賑わす、例えばサザンのような派手さは無いにせよ、流行りすたりに無関係な音楽スタイルは確実にファンを増やしていきました。今やチケットの取りづらいアーティストの1人であり、武道館やアリーナを瞬時にsold out出来る数少ないトップアーティストです。

そんな彼が10年ぶりのアルバム『Journey of a Songwriter ~ 旅するソングライター』 を提げ、2015年にはホールツアー『ON THE ROAD 2015 "Journey of a Songwriter" 』が、2016年にはアリーナツアー『ON THE ROAD 2016 "Journey of a Songwriter"since 1976』が開催され、運良く2015年12月9日のNHKホール、2016年10月30日のさいたまスーパーアリーナに参加する事が出来ました。かなりの年月を空けての浜田省吾のライブ参加になった両年は私の中で思い入れの強い年となりました。

その両年のコンサート映像を1本に編集した本作は、あの時の感動を再体験出来る上、ライブでは確認出来なかった細かい表情やバンドメンバー達の熱き演奏、ライブ会場をステージ側から見たり俯瞰で見たりと映像ならではの味わい方を堪能出来ました。ライブの良さは場内の一体感や臨場感と言った"生"の感覚ですが、ライブ映像作品の良さは上記に挙げた事に加えてある意味の"近さ"です。

このところの映画館の音響設備の進化は著しく、ライブを映画館で十分楽しめるのは嬉しい事です。強いて言えばIMAX浜田省吾作品なるものがあったら、その切なくて独特な声割れのある低音ボイスがズドンズドンと私の子宮を揺らしたに違いなく妊娠してもおかしくないかもしれません(笑)

にしてもまさか浜田省吾を映画館のスクリーンで見る日が来ようとは… つくづくトップアーティストなんだなと感無量で涙腺ウルっとなりました。

さて、褒めてばかりがファンではありません。これを映像作品として評価するなら感じた事を素直に言わなければ。この作品のコンセプトは『コンセプチュアル・ライブ映像』。収録したライブをそのまま流すのでも、楽屋裏などを映し出したドキュメンタリー風でもなく、楽曲のイメージ映像がライブ映像に重なる形で前半は構成されています。映像監督は浜田省吾のミュージック映像やライブ映像を30年来撮り続けている信頼あるスタッフであり、浜田省吾やバンドメンバーを良く知る人物です。なのでライブ映像のアングルやカット割り、一瞬の表情、汗の落ちる瞬間など逃す事なく映し出されていて素晴らしいと前置きした上でなのですが、イメージ映像が被り過ぎてる感が凄くあって、中にはそのイメージ映像自体が微妙だったりもして… すみません私が偉そうに言える立場にはないのですが、普通にライブ映像だけで十分だった気が個人的にはしています。

とは言え敬意は評します。何故ならそこに愛が感じられるからです。監督始めスタッフの皆さま、スクリーンで浜田省吾を見られる機会を作って下さってありがとうございます。

最後に、この作品の最後で歌われる大好きな『家路』の一節を紹介して締めくくりたいと思います。

"道しるべもない道に一人" ♪

人生は自分で選択し
自分の足で歩いて行くものです。


"どんなに遠くても
辿り着いて見せる" ♪

例え人より遠くても時間が掛かってもいいのです。自分で見つけた道しるべを信じて歩いて行けばいつか辿り着ける、そんな場所が誰にもあるはずだから…

浜田省吾には生きる哲学がある。
これからも愛すべきソングライターです。

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