ぐりんでる

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのぐりんでるのレビュー・感想・評価

5.0
「シャロン・テート事件を予習してから見ましょう!」というのを見たので、ネットでさらっと調べてから見て良かった
多分その知識を入れないで見てたら楽しさ半減していたと思います。そして全然違う感想になっていたと思う…教えて頂き、あんとまんございます🙂&ワスプ。



この時代にはまだ僕は染色体どころか一辺のかけも存在すらしていないのでよく知りらないけど、あぁ、古き良きハリウッドって感じだなぁ🎞とその雰囲気がものすごい心地良くて楽しめました。その時代を彩るレトロな景色に思わず心はファーフロムホームでした。

ディカプリオのすぐ感情的になっちゃう演技も、今を生きてるブラピも、古きハリウッドの情景と合わせて、この2人の「兄弟以上、夫婦未満」な関係の日常を見てるだけで楽しかったです
当たり前だけど、やっぱり凄い俳優たちだ。己の不甲斐なさにブチギレてみたり、子どもに褒められて感傷的になるディカプリオ、不穏な緊張感漂う牧場でもクールなブラッドピット、てかおっさんの体つきじゃねぇ……非常にマイティーでした🤙

1番好きな場面は家で2人でディカプリオの出演作を観賞してるところ、最高でした。

案の定の暴力描写は笑いました。過激だったけどグロさはちょい控えめ
痛快な気分になる上に笑える過激な暴力
犬がクソ野郎のおそらくウィンナーもろとも玉砕しにいくファーストアベンジャータイムから笑いが止まらなくなってしまいました

そして今作の重要人物のシャロン・テート、実際はどんな人だったのかわかりませんが、天然で気持ちのいい人柄の持ち主のような描き方されてて良かったです

「私この映画出てるの!」から自分の出演している映画を鑑賞しているお客さんの反応を純粋に嬉しそうに楽しんでるところがあまりにも微笑ましい

そんなシャロン・テートの可愛らしい姿や結末も含めて、映画を作る人たちの姿を描くこの作品は当時のハリウッドへの愛と、映画を愛する人、映画に愛された人たち、何より映画そのものへの愛が溢れていましたランティーノ。

どんな時もスクリーンの中で永遠に生き続け人を魅了し続けることができる映画というコンテンツは素晴らしい、映画が好きでよかったです。そう思えました

映画、映画言いすぎて変になってきてしまいました。映画、え、映ジ・オブ・ウルトロン!!!!🤖

かつてのハリウッドへの愛を、現大のハリウッドスターの代名詞のようなレオとブラが主演というのがまた素敵

まぁ細かいことはわかりませんが、この時代にトリップした気分になれたそれだけでラブ&サンダー!❤️⚡️

映画館出るとき年配のおじさんが多分奥さんな女性に「スティーヴマックィーンはね!どうのこうの!」ってえらいなんか解説だかうんちく垂れ流してたからこのおじそんはわいの5倍は楽しめたんだろうな!うらやまシーハルク!!
と思いながら気分良く帰ることができました。いいよねこういうの

あとからあとからどんどん好きになっていく多幸感溢れる最高の一作