あまのかぐや

ヘレディタリー/継承のあまのかぐやのネタバレレビュー・内容・結末

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

これはなー・・・うまく感想かけないや(いつものことです)

最近の趣向を凝らした「最恐ホラー」も、ここまで並べられると、やや食傷気味で。

この映画も、予告編やポスターをみるとすごいつまらなそうで、スルーの予定だったんだけどね。

あちこちのレビューで、ぞわぞわした、奥歯にものが挟まったような感想を読むと、やはり観ておくかな、ってなった。

結果。すごくこわかった。
これは映画館で見るべき。

どこに連れて行かれるか、結末がどっちに向かうかわからず、
音が、なんか遠くで低音がずっと鳴っているような感じがしたのですが、気のせいじゃないですよね。

音?…何、このおと、と耳をすましていると、やにわに耳のそばで「!」

ちびるってば、家でみたら絶対途中棄権してるってば。

いろんな答え合わせや伏線の確認で、もう一度観たいけど、ほんと無理。

特にあの、お兄ちゃんの、やらかし?事故?のあたり、から…。
そのものを見せずに想像させる恐怖演出、…なんて思っていたら、だしぬけに「バンっ」と見せられる。

「ドンっ」って大きな音で来るよりショックがでかい。

あー、家で観たら、あの感覚味わえないだろうし。
もう一回見る勇気もない。どうしたら…。

ラスト数分であきらかに悪魔系の話というのがみえてくると、
これはわたしのテリトリー外というか、苦手な世界なので、
でもでも、正直いって、そこまでの家族親族系のどろどろどろがあまりに悲惨で恐ろしく、
何度も目を覆い耳をふさぎたくなってしまったので、
正直言って「あ、そっちか、よかった、悪魔ならしょうがねぇな」とさえ思ってしまったの。

それほどに、あの家族?にんげんどおしのこわれっぷりがいやだったの。

その感覚、あーなんか知ってるぞ、と思ったけど、あれだ80年代ミッキーロークの!

なんか、もだもだした歯にモノが挟まったような感想ですみません。読んでて、まったくわかりませんよね?

ほかの方のレビューもそんな感じだったの、今更ながらわかりました。
観たら、その理由がわかった。

ラストあたりの意味とか伏線とか、ぐぐればいろいろわかるんだろうけど、わからないでおいたほうがいい気がします。

知りたくないし、数年ぶりに出会った「心底こわい映画」の記憶を大切にしたい。。。
あまのかぐや

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