クレアのカメラの佐方和仁のネタバレレビュー・内容・結末

昨日見たクレアのカメラ、あまりピンとこなかった。フィルマークスでリコリスさんという人の感想を読んでいたら、音楽に照らし合わせた映画の構成や構造についての感想を書いていて、なるほど！と思った。自分はやっぱり構造的なものを見るのが苦手なんだなと思う。
「それから」のときは会話が、台詞が面白くて惹きつけられた。クレアのカメラもそれを期待して注目していたので構造的な映画の層に全く気付かなかった。
キムミニ演じるアルムが神様を信じていたり、マニが後天的な努力ではどうにもならない素直さを持っていたり、そういうものに魅きつけられると同時に底知れない恐怖も感じてしまう。だからあの監督も怒鳴り散らしてたんじゃなあのだろうか。