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最初の半歩
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最初の半歩の作品紹介

最初の半歩のあらすじ

1984年、中英共同声明の調印により、香港の将来は不透明さを増していた。その年、沙田の公営団地で育った少年たちを中心に、香港初の華人少年野球チーム「沙燕(サーイン)隊」が結成される。野球の経験もなく、満足な用具もない彼らは、新聞紙を丸めたボールで練習を始め、最初の試合では大差で惨敗する。 チームの中心となるのは、内向的で気弱な謝志龍(ロン)と、衝動的だが義理堅い范進威(ワイ)。兄弟同然に育った二人は、厳格だが生徒思いの盧(ロー)校長に導かれ、仲間たちとともに厳しい練習に打ち込んでいく。だが、「勝つときは一緒に勝ち、負けるときは一緒に負ける」という誓いとは裏腹に、ワイはある出来事をきっかけにチームを去り、ロンは仲間たちとともに、なお野球に向き合い続ける道を選ぶ。 仲間との時間、失われていく友情、そして続く敗北――。一試合ごとの経験は、少年たちを少しずつ、しかし確かに変えていった。香港の歩みと呼応するように、彼らはそれぞれの場所で自分の時間を刻み、やがて運命の試合へとたどり着く。宿敵・日本バッファローズとの一戦は、単なる勝敗を超え、彼ら自身の「これまで」と「これから」を問い直す舞台となる――。

最初の半歩の監督

スティーヴ・チャン

原題
點五步/Weeds on Fire
公式サイト
https://www.salonfilmsjp.com/saisho-no-hanpo
製作年
2016年
製作国・地域
香港
上映時間
95分
ジャンル
スポーツ
配給会社
サロンジャパン

『最初の半歩』に投稿された感想・評価

symax
3.5
"勝ち負けなんかどうだっていい…最初の半歩を踏み出せるかどうかだ…"

1984年…中英共同声明の調印によって香港の将来は不透明さを増しつつあったその年…沙田の公営団地の上と下に住み、幼き頃から兄弟同然に育ったロンとワイ…

高校に進学するも落ちこぼれの烙印を押された二人だが、ロー校長が立ち上げた野球チーム"沙燕隊"の一員に…

当然、野球経験が無い落ちこぼれ達は、台湾の小学生チーム相手にボロクソな大差で惨敗…

それでも仲間たちと共にに厳しい練習に打ち込み、バラバラだったチームは徐々に一つになろうとしたその時、ある出来事からワイはチームを去る事に…

チームに残る選択をしたロンは仲間たちとの日々の中で自分の居場所を見つけようとしていた…

中国返還が決まり、その先行きに一抹の不安を抱きながらも、トンデモない熱量があった80年代の香港を舞台とした野球少年達の熱い青春ストーリー…確かに青臭く甘い世界が広がってはいるのですが、甘いよりも"苦い"と表現した方がしっくりくる実にビターな作品…

エンドロール後のおまけで本作が10年前の作品である事を初めて知る…最近の香港映画の俳優人を知らないので全く気付かなかったのですが、今、脂の乗り切った方々が本作でデビューしたそうな…

どおりで何処か垢抜けず古さを感じたはずです。

実在の野球チームの話が元になっているそうなんですが、ロー校長以外はフィクションなんでしょうね。

火が消えたような香港の現状を考えると本作鑑賞時に感じた"苦味"がなんともまた…

確かに皆半歩前に歩みを始めましたが、その先に待ち構えていたのは、バラ色の世界ではなく、むしろ辛く厳しい道ばかり…ロンの"あの頃に戻りたい"と言うモノローグがズシリと胸に響く…実に"苦い"…
XXXXX
4.5
香港民主派映画を代表する、香港初の野球をテーマにした青春スポ根映画!🇭🇰🎬

いわゆる本土派と呼ばれる作品です。
本土派とは、香港独立を目指す考え方のこと。
リウ・カイチー、ラム・イウシン主演。

1984年、底辺中学の生徒達を集め、香港初の少年野球チーム沙燕隊が結成される。
しかし、彼らは全く野球はド下手!!⚾️

台湾の子供のチームにすら負ける有様。しかし、日々の練習で野球の技術は向上していき、野球トーナメントで最強日本チームと激突する。

サッチャーと鄧小平との、香港の中国返還の式典が登場したりと、香港近現代史を回顧できる作品でした。
もう8年前の作品だけど、雨傘革命のシーンがあったり、今の中国政府の締め付けの中で、こう言う作品はもう撮れないかもしれない。

とにかく今作テンポが良く、香港ではマイナースポーツの野球がテーマの作品だけど、香港人は野球に疎いせいか、こんな練習で上手くなるの?!とかバッティングフォームが、バラバラだったりするのはご愛嬌。
ちなみに広東語で野球は「棒球」プロ野球は、「職業棒球=職棒」と書きます(唐突な広東語講座😊

前に、東京ドームに巨人戦見に行った時、香港人のカップルが来ていて、香港にはプロ野球が無いので、応援が珍しいのか、とりわけ大騒ぎして、応援していた事を思い出しました🤣

青春映画に、恋愛や妊娠、貧困問題などを盛り込み、近年の香港の社会問題をすごいうまく盛り込み、映画としてもとても面白い作品になっている。あの野球漫画『タッチ』が出てくるのが嬉しい🔥

主題歌の『沙燕之歌』は、2019年の香港騒乱のデモでも広く歌われたヒット曲です。
ジャッキーの『NEW POLICE STORY 香港国際警察』で、頑固な署長役だったリュウ・カイチーは、野球部の監督役を好演!

主役のロンを演じる、ラム・イウシンは香港映画界のニューホープで、まもなく香港で公開予定の『造口人/stoma』というLGBT作品では、大腸ガンを患ったゲイの青年を大熱演しています。

また、『風起再起』では、トニー・レオンと共演したり、まもなく公開の『スタントマン/武替道』でも、トン・ワイの若い頃演じてるのかな?🤔

そして、『トワイライト・ウォリアーズ』にて、日本凱旋来日を果たした、トニー・ウーの初出演作であります。実は元々は野球選手だったらしく、唯一サマになったプレーを見せます。
今作では、女の子を妊娠させたりと不良少年の役💦
その後『レイジング・ファイア』や『七人樂隊』などにも出演、出世頭になりました✨

とても、香港ローカルな作風だけに、一般の日本人には受け付けられないと思うけど、個人的には大好きな作品。
特に、今作をよく見ていた時期に、連鎖的に体調を壊し、一歩間違えれば死んだかもしれない時だったので、僕にとっては思い出深い作品です。

僕は香港版Blu-ray所有してますが、
Blu-rayで日本版もリリースしてくれないかなぁ。
1人でも多くの方に見てもらいたいッッ!!🥺🫶

主題歌こんな曲です!
『點五歩』主題曲。
https://youtu.be/nsA3ue-hihE
2016公開の香港映画の上映。
「トワイライト・ウォーリアーズ」「ヒット・エンド・ファン!臨時決闘」出演のトニー・ウーのデビュー作のようです。

底辺高校で創設された下手っぴ野球部をベースとした青春スポーツ物語。
勝負にも試合にも勝ったのにどことなくほろ苦い。

弱小チームがなんで強くなれたのか、テクニカルな演出はないのでよく分からずですが、友情だけでなく闇の仕事、貧困や高校生妊娠といった影をさす部分もあってしかも上映時間95分で話の進み方が早くてあっという間に終わって、

エンドロール入る前が主題歌の字幕と台詞の字幕で情報量多くて、あれれ?ん?終わってる?て😑

でもそこはかとなくノスタルジックで、
実話ベースのお話なんですと😳

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