【第70回エミー賞　テレビ映画部門作品賞ノミネート】
『レインマン』バリー・レヴィンソン監督が手掛けたHBO作品。実在のアメフトコーチであるジョー・パターノをアル・パチーノが演じた。エミー賞ではテレビ映画部門作品賞と監督賞にノミネートされた。

歴代最多勝利記録をもつアメフトの名将ジョー・パターノが「ペンシルベニア州立大学児童性的虐待スキャンダル」に巻き込まれていく様を描いている。

あくまでジョー・パターノの目線で描かれており、それは最後まで貫かれていてよかった。最初に追求したとされる女性記者をライリー・キーオが演じていて、彼女の葛藤や困惑もよく表現されていた。「なぜ彼にばっかり注目するの？」という言葉が印象に残った。

あまりにも目立ちすぎる立場にいると凋落も早い。メディアや大衆の憶測が大きな障害となって立ちはだかってくる。世論というものが持つ暴力性を描いた作品と言えよう。

ジョー・パターノの視点で貫かれているとは言ったが、一瞬だけ被害者の少年目線になるところがあり、そこはちょっと中途半端に思えた。そこだけ描くのはどうかな。それならちゃんとその後まで描いて欲しかった。一番辛いのは被害者なのだから。

さすがバリー・レヴィンソンだけあってしっかりとしたストーリーテリングがいい。アル・パチーノもいい演技はしているが、テーマがちょっと地味なので突き抜けるにはいかなかったか。優れた社会派作品とは言えるが、イマイチパンチが足りない印象を受けたのも事実。

• #第70回エミー賞

2011年に名門ペンシルベニア州立大学のヘッド・コーチ、ジョー・パターノが小児性愛スキャンダルで解任された事件。

パターノ自身やなくて同僚の性的虐待を隠匿した疑いやった。

アル・パチーノやから観れた。

診断

名優アル・パチーノが主演を務め、大学アメフト界の伝説的名将がある事件によって失墜するまでを実話をもとに描いたドラマ

取材

まさかあの人が、、

信じられない
大騒動になります

過去も関わる

初めて知りましたが、色々恐ろしいですね