途中まではなんて父親だろうと思っていたけど……。朝鮮戦争の終戦直後の激動の時代。現場仕事で生計を立てているサムグァンは、ポップコーン売りのオンナンに一目惚れをするものの、彼女には恋人ハ・ソヨンが。それでも諦めきれないサムグァンは、自分の血を売りお金を作り彼女の父親を説得し結婚する。3人の男の子を授かり幸せな生活を送っていたが、長男イルラクが自分の子ではないかとの噂が立ち血液型を調べた結果、サムグァンの子ではない事がわかり……ザックリ言うとストーリーはこんな感じ。11年間も育てたイルラクが自分の子ではなかった事がわかったサムグァンはあからさまにイルラクを避ける様に。他の2人の息子にはおいしいものを食べさせるのに、イルラクには食べさせなかったりとか。いくら血がつながっていないとはいえ、イルラクに対する仕打ちには観ていて腹立たしさを感じる。妻オンナンに対してもそう。途中で観るのを止めようかと思ったんだけど、イルラクが重い病気になり多額の治療費が掛かると知ったサムグァンの行動が人が違った様でギャップが大きかった分、泣ける泣ける。まぁ嫌な部分の方が大きかっので全体の印象としては△ぐらいかな。
