
善哉屋を営む忠太郎はすぐ女に惚れてしまう道楽者で、しっかり者の妻・利子はそんな夫に手を焼いていた。ある日、飲み屋の仲居・綾子から相談を受けた忠太郎は、彼女に惹かれていく。綾子の通う料理学校…
>>続きを読む数年前家を出て一人東京で暮らす和馬(藤原季節)は、親が経営していた酒屋を継いだ兄、弘文(長尾卓磨)の元へ帰ってくる。 年齢を重ね、変わってしまった母の姿に戸惑いながらも、その時を受け入れ過…
>>続きを読む自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、守一の描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、守一は妻の…
>>続きを読む凪(ナギ)は大阪で契約社員として働いている。 はじめての有給休暇前日に1年間付き合ってきた彼氏に振られる。 怪談したり、ライブ行ったり、ゲートボールしたり、昔好きだった人に再会したり、大喧…
>>続きを読む大正末期の盛岡。国鉄の機関士助手を務める岩見浩造は、先輩の橋本機関士が雪崩に遭遇し命を落としてしまったことを機に、列車の安全運転に生涯を懸けることを決意する。やがて、漁師の娘・ゆき子と結婚…
>>続きを読む北海の寂れた海辺のあばら家で、老漁師・忠男と孫娘・春は二人暮らしを続けていた。しかし、地元の小学校で給食係として働いていた春が、廃校により失職。老いた忠男の世話を頼むべく、疎遠となった姉兄…
>>続きを読む梅原光太郎(吉沢悠)はサーファーとして一流の腕を持ちながら、いい波を見ると仕事も約束も放り出して しまうその性格が災いして、湘南でその日暮らしを送っていた。ある日、とうとう彼女にも愛想を尽…
>>続きを読む©「兄消える」製作委員会