─僕らはいつも近くて遠い─兄は弟をおもんばかるが何もしてやれない事を描く45分の深みのあるヒューマンドラマ。
家を出て東京で一人暮らしをしている弟和馬は酒屋を継いだ兄弘文の元に帰ってくる。母は認知…
秀逸な短編。ほぼ二人の演技で間が持つし、最小限の説明で会話から関係性を掴ませるなどすべてをコンパクトに成立させている。リアルで兄弟らしい距離に特化した穏やかな『揺れる』を想定していたら終盤で崩された…
>>続きを読む良い子のまま周りの期待に応えてきただろう兄と、自由で可愛がられてきたであろう弟は大人になってもずっと関係性は変わらいのだろうと思う
兄は幼い頃からの複雑な気持ちを抱えながらも、弟のことをずっと気にか…
初見
1番最初は演技ちょっとしんどいかも、と思ったけど見進めていったら気にならんくなる。
護ってきたものを勝手に重しにされて、それを一方的に奪われそうになったとき、自分やったらもっと爆発するなと思っ…
実家の酒屋を舞台にした兄弟のほっこりヒューマンドラマだと思って観てたら、ある事実が観客側に明らかになって、なるほどそういう話だったのか、と。兄弟の細かな感情の機微が描けてて、中編にしとくのは勿体無い…
>>続きを読むおもしろさ:3.5
しんどさ:3.0
地味!
でも悪くはない。
けっこういい。
45分でこの仕上がりは満足感高い。
きついなお兄ちゃん。
介護地獄が終わったと思ったら今度はバカな弟を匿わないと…
©『中村屋酒店の兄弟』