ぐりんでる

運び屋のぐりんでるのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
4.0
ルール1。90の年寄りだからと舐めるな。でも携帯の使い方は教えてくれ…🚗

タトゥー塗れの強面髭面にもまったくびびらない。脅されても微動だにしないどころか、じっと相手を見据えるイーストウッド。警察すらもスマートに躱すプロ具合と、魂までは衰えない歴戦の老兵ぶり。老婆心やお茶目さでアウトローたちの心も掴む、人生の先生。
だけど、荷物が麻薬と思ってなかった…って幾ら何でもお茶目にもほどがある…笑


すごいじじいだ!すごくても電車で立っているお年寄りには積極的に席を譲りましょう!


ルール2 。若い女と遊ばせろ👯‍♀️

しかしクズである。英雄色を好むというが、家族にとってみたらとんでもない爺さん。でも孫の代までいくとアウトローなおじいちゃんはかっこよく見えるかもなぁ。まぁ現役で女遊びする爺さんは身内では嫌だなぁ。


エロじじいである。それでも電車で立っているお年寄りには積極的に……え、じじい!!お前はどこを立たせていやが🎬カット


ルール3 。家族を大切にしろ…😢
齢90にして、大切なことに気づく。時間は買うことができない。
いいメッセージだけど遅いわ…とも思いました。いやその歳だから余計に重みが違うのかしら。

家族や愛する人と過ごす時間を積極的に作りましょう。


超高齢のトランスポーター。
ブラッドリー・クーパーとのやりとりの場面、その全てが好きでした。
携帯電話や黒人、マッドマックス 怒りのレズバイカーなど。新しい文化に対し
頑固なところもあるけれど、どこかの時代で止まっていた価値観もユーモアで持って、新時代を受け入れてくようで愛着が湧いていく。

全体的に哀愁の漂ういい感じのトランスジーサン映画でした👴