Xavier

特捜部Q カルテ番号64のXavierのレビュー・感想・評価

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)
4.2
特捜部Qシリーズ最新作であり最大のヒットとなった作品。アサドの他部署への異動が1週間後に迫るなか、古いアパートの壁から、3人の遺体が見つかる。見つかった遺体から、身元が判明した弁護士はある女子収容所被害者の訴訟に関わっていた事が解り、捜査線上にある医師の関与が浮かび上がって来る。その医師クアトは、社会的名声がありカールとアサドは上司から捜査への圧力が掛かる。その裏には、警察上層部にも影響力のある結社"寒い冬"が関わっていた……ザックリ言うとストーリーはこんな感じ。このシリーズ、全部観てきたが外れがないアクションシーンもそれほど派手ではないものの、手に汗握る程のいい緊張感があり、カールとアサドの微妙な関係(カールがひねくれていてアサドに対して素直になれない所とか)も面白い。ただいつも思う事なのだか、後半の展開に比べ前半の展開が地味過ぎて危うく睡魔に襲われそうに……。その点ぐらいしかマイナスポイントはないかな。このシリーズが好きな人は"ドラゴンタトゥーの女"シリーズも嵌まると思うので、是非観てください。
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