最初っからコメディやりますよ〜、てテンションで始まったので、こりゃ合わんかも、と不安が脳裏をよぎり、序盤は引き気味だったが、最終的には感動で涙した本作。
何に涙したんだろ?w
たい焼きで言えば頭から尻尾の先まで餡が入っているような、詰め込みまくりで食傷気味ではあるのだが、妙な間と妙な音楽と愛おしいキャラクターに釣られ、ハマってしまうことに。
ご都合主義的で説明的な部分が気にならんこともないが、庶民の目指すこととやっていることがズレていく切なさ、そして悪は許さないと言った当たり前ながら今必要なメッセージを絶妙に笑いに包んで描いている。
しかし、いい役者揃えたなー。
どうしても推しのイ・ドンフィに目が行くが、マ刑事のチン・ソンギュもめちゃくちゃいい味出してた。(金八先生のモノマネするお笑い芸人の誰かに似てるw
ついでに女刑事イ・ハニと悪い女子の対決とか超見応えあり!
そしてもちろん、我らが班長、コメディ界の大御所になりつつあるリュ・スンリョン先輩。
等身大のぼくら♪
本作では『アジョシ』で大好きなセリフ、お前は何ものだ、からの「隣の家のおじさん(옆집 아저씨)」オマージュの「チキン屋のおじさん(닭집 아저씨)」で胸熱。言いたい!!
本作は麻薬捜査班の5人のバカバカしいチームワークが何より素晴らしい。
リアルな戦隊もののような爽快感あり。
特に5人揃ったシーン、感動的な上に最年少ジェフン(コンミョン)の笑顔は病みつきになってYouTubeで探して何度も見てしまうのでオススメw