職業別SEX攻略法の作品情報・感想・評価・動画配信

「職業別SEX攻略法」に投稿された感想・評価

おそらく狙いは昭和のギャグ漫画で、所かまわず乱発される滑稽な効果音は描き文字のような感覚で映像に乗せている思う。女性の乳首をはじいたらビヨヨ~ンとか俺が一番嫌いなタイプの作品だけど、山本晋也みたいな「映画」のオマージュを一切感じない(教養でギャグやってるんですよ的な傲慢さがない)分だけまだマシのような気がした。
さえない雑誌記者が職業別の女性の攻略法を探る。それには実践とばかり、婦警さん、女子大生、女医さんと猛烈アタック。

オープニングから終始、松竹喜劇みたいな雰囲気、音楽で展開。ロマン度は低く、女性も女子大生の山科さん以外は食指も動かぬおば様フェイス。

たいして面白くもないけど、王道喜劇なので嫌味が無い。ハッピーエンドだし。不思議にまとまってる。
撮影は前田米造、美術は柳生一夫を従えながら全然面白くないのがスゴイ!さすが林先生。すべては効果音頼み!呆れすぎてたのしい。女医さん役の女優さんがものすごい棒読みなのもスゴイ。
ネタ探しに奔走している雑誌記者(三都徹)が、女性の攻略方法を職業別に調査しようとする。記者のエッチなネタ探しを描いている、日活ロマンポルノ。

女性のイロハを知らない主人公がトリックスターあるいはトラブルメーカーとなり、エッチな騒動を巻き起こしていく。林功監督がロマンポルノ以前に展開していた、実写版「ハレンチ学園」のテンションをそのまま引き継いでいるような作風。

登場する職業は、女医(今井伸子)、婦人警官(原英美)、女子大生(山科ゆり)、トルコ嬢(潤ますみ)という布陣。どれも他作品で扱われている職業なので、特段新鮮味はないが、ロマンポルノ初期作であることを考慮すると、これが正攻法。

女性上位が基本になっており、すべてのシークエンスにおいて男性側がギャフンと言わされるのが特徴的。トルコ嬢との心的つながりに着地するあたりも、ロマンポルノの定石とはいえ、とても清々しい気持ちにさせられる。