このレビューはネタバレを含みます
記憶を無くした死んだ魂が自殺した高校生の身体に宿る。魂である主人公は、管理人と名乗る者から100日以内に自殺の原因を突き止めればその身体で新たに人生をスタートできると告げられる。主人公は高校生の身体で家族やクラスメイトらとの一見何気ない日常を送るが、少しずつ自殺した原因が垣間見えてきて…という話。タイ映画。日本の森絵都の小説が原作。主演の男の子は以前観た「バッドジーニアス」で金持ちバカ息子を演じてので見覚えあり。ヒロインはタイのAKB48グループのアイドルらしい。二時間超えの作品で、ファンタジー設定の導入部と前半の日常パートが長い気もするが、それが後半のハードな展開に良いギャップを生んでいて効果的だった。多感な高校生の心情を描いていて共感できる人も多いのでは？
大オチは控えていたものの、自殺の原因自体は最初の答えで正解な気もするけど、と思ってみたり(ひねくれもの)
