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アポロ 11:ファースト・ステップ版

アポロ 11:ファースト・ステップ版の作品紹介

アポロ 11:ファースト・ステップ版のあらすじ

全米では長尺の劇場版『アポロ 11』が先んじて3月に公開され大成功をおさめ、それを科学館・博物 館用に再編集したものが本作『アポロ 11:ファースト・ステップ版』。ナレーションや当時を振り返るたぐいのインタビュー映像を一切いれず、あえて当時の映像と音声だけでアポロ11号の打ち上げ直前から帰還までの9日間にフォーカス、大迫力の映像もあいまって、その場に居合わせたかのような臨場と緊張を体感できる。

アポロ 11:ファースト・ステップ版の監督

トッド・ダグラス・ミラー

原題
APOLLO11 FIRST STEPS EDITION
製作年
2019年
製作国
アメリカ
上映時間
47分
ジャンル
ドキュメンタリー

『アポロ 11:ファースト・ステップ版』に投稿された感想・評価

4.1
1969年人類の歴史を変えた日。アポロ11号が月面着陸して帰ってくるまでのドキュメンタリー。
いつどこでロケットが分裂してまたドッキングしてっていうのを計算し尽くして緻密に計画された旅であったことが分かる。物凄い数のスペシャリストたちが力を合わせたからこそ成し遂げた偉業。どんなSF映画にも劣らない迫力があるのは、これがリアルってことかな。2001年宇宙の旅もびっくりなリアリティ映像です!
3.5
【厚木のプラネタリウムで観てきた】
今年はアポロ11号が月面着陸を果たしてから50周年を迎えます。1969年といえば、文化史でいうと伝説的な年で大量の人が押し寄せ、嵐が起き災害レベルにまで発展したカウンターカルチャーの象徴であるウッドストック・フェスティバルが行われたり、アフリカ最大の映画祭ワガドゥグ全アフリカ映画祭が開かれた年でもあります。そんな1969年人類最大のイベント、アポロ11号月面着陸の映像が4Kリマスターとして蘇りました。新たにアメリカ公文書記録管理局(NARA)から発掘された70㎜フィルムのアーカイブ映像と11,000時間以上に及ぶ音声を編集し、余計なナレーションやインタビューシーン抜きに纏めたアーカイブ映画『アポロ11』が、全国10の科学館で公開されたので観てきました。

本当は鹿児島の70mmフィルムバージョンを観たかったのですが、流石に行けなかったので厚木市子ども科学館にて鑑賞しました。意外にも上映館リストを見ると、国立科学博物館や日本科学未来館では上映されないんですね。

さて、かつてアメリカではテレビの登場により映画離れ対策が議論された。そして、映画館だけでしか体験できない価値を引き出すため、横型湾曲のスクリーンで映画を投影するシネラマという手法が取り入れられた。ネイチャー、観光ドキュメンタリーの先駆けとも言われる『これがシネラマだ!』は大衆に驚きを与えた。3D映画による没入感の実現が夢のまた夢だった時代、映画の世界に入るという体験をシネラマはもたらしたのです。

あれから半世紀以上経った今、3D映画が普及し、劇場もシネコンの発達、付加価値が高いスクリーンの導入によって映画体験にも様々な経験価値が共存するようになった。ではシネラマ的投影は古臭いのか?いや、そういったことはない。プラネタリウムでシネラマに近い映画体験をすることは非常に新鮮でした。もちろん、シネラマ以上にプラネタリウムに映画を投影することは大きな問題がある。アポロ11号がスクリーンの湾曲により歪な形となって観客に提示されるのだ。月面の風景を魅せる分には圧倒的没入感をもたらすのだが、それ以外のシーンでは違和感が観客を現実に引き戻す。

それを差し引いても、面白かった。47分という短い時間で、アポロ11号が月へ行き戻ってくる、Orbital Odysseyの感動を十二分に伝えることができていた。スマホもパソコンもない時代のゆったりとした時間の流れの中で、管制官の職員及びフライトを観に来た人々は指を咥えて今か今かと時が来るのを楽しみに待つ。

そして、音フェチには堪らない、無線のビープ音と篭った声で、一つずつ状況を確認していくのだ。

そして5,,,4,,,3,,,2,,,1,,,の合図で飛び立つアポロ11号。まるで生命の誕生の瞬間を捉えるかのように、刹那に広がる火炎を舐めるようにスローモーションでカメラは捉えていく。そこにある感動の圧は、テレビなんかでも散々擦り倒されているがやはり何度観ても感動してしまうものがあります。

そして月面着陸時に、何度も表示される1202のエラーコード。ニール・アームストロングたちは、大丈夫なのかと不安になるが、管制官は「気にするな」と言う。そして今度は1201のエラーコードが出て焦りながらも数フィーとずつ月面に脚を近づけていく様の緊迫感は圧巻です。

正直4Kリマスターと言っている割には、『宇宙へのフロンティア』の方が画質綺麗だったぞと思うし、全体的に映像が暗く見辛いところもあったのですが大満足な映像体験でした。
Kei
5.0

東京から弾丸日帰りで鹿児島へ!

7月20日はAPOLLOが月面に降り立った日です。そんな記念日に、東京から日帰りで鹿児島まで行きました。これを観るためだけに。

日本でオムニマックス70mmをかけられるのは、鹿児島市立科学館だけです。
今回の70mmは4Kレストアされたものを70mmプリントしているので、ノーランのような完全な70mmではないですが、やはり70mmの大判フィルムのエネルギーを感じました。デジタルとフィルムはどちらが良い、悪いではなく、8Kもある現在はどちらの表現を使うかです。
ですが、やはり70/15pの映像の力はまだデジタルでは追いついていません。綺麗とかではなく、フィルムの持っている表現力、空気感がデジタルとは違います。短い編集でしたが、鹿児島のドームの中は50年前にタイムスリップし、APOLLOの打ち上げを見守り、歴史的瞬間を感じ、地球へ帰ってくるのを見届けました。

ファーストマンも月面シーンはIMAX70mm撮影でしたが、こちらは本物の映像です。フィルムのドーム上映という、贅沢極りない上映方式でこの作品を、観て、聞いて、肌で感じられたことは、一生の宝物になりました。

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人類の夢であり、未来を切り開いた月面着陸計画。史上最も危険なミッションを成功に導いたアポロ11号船長アームストロングの視点で壮大なスケールで描くー。