
「私は肺癌なのです。」患者の名前は山中静夫(中村梅雀)。自宅がある静岡の病院からの紹介で、医師である今井(津田寛治)のいる信州の病院にやって来たのだ。紹介されてきた資料によれば、山中は腰の骨と肝臓に転移のある肺癌で、明らかに末期の状態だった。付き添う家族の負担を考え、今井は山中に今まで通り静岡の病院での治療をすすめるのだが、「どうせ死ぬんだったら生まれ育った信州の山を見ながら楽に死にたいと・・・」それが余命を宣告された山中の最期の願いだった――。
在宅医療に従事する河田仁(柄本佑)は、日々仕事に追われる毎日で、家庭崩壊の危機に陥っている。そんな時、末期の肺がん患者である井上敏夫(下元史朗)に出会う。敏夫の娘の智美(坂井真紀)の意向で…
>>続きを読む同僚の死を軽んじる上司に嫌気をさして会社を辞め、看取り士として第二の人生を歩んでいる柴久生はとある地方都市の看取りステーションに勤めていた。看取りとは、余命がわかった人々の最期の希望を出来…
>>続きを読む長年、「死」を仕事とすることで、“心が死んでしまった”葬儀社・安宅のベテラン社員、水島正二(滝川広志)は新入社員の高梨歩(柾木玲弥)の教育係を務めることに。イマドキな外見と酷い言葉遣いの高…
>>続きを読む認知症の母との自宅介護生活が5年目に突入した2014年、関口監督は両股関節の痛みが悪化し、入院・手術を受けることに。時を同じくして、母・ひろこさんが意識不明で緊急搬送されます。自身も母も共…
>>続きを読む芸術や美食を楽しみ、ユーモアと好奇心にあふれ、何より生きることを愛していた85歳の父アンドレが突然、安楽死を願う。脳卒中で倒れたことによって、身体の自由がきかなくなったという現実が受け入れ…
>>続きを読む「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医の栗原一止。先輩医師や同僚たちと診療にあたり、激務の日々を妻・榛名との語らいでしのいでいる。ある日、大学病院への誘いを受け悩む彼の前に、大学…
>>続きを読む東京の救命救急センターで働いていた、医師・白石咲和子(吉永小百合)は、ある事件の責任をとって退職し、実家の金沢に帰郷する。 これまでひたむきに仕事に取り組んできた咲和子にとっては人生の分岐…
>>続きを読む美しい信州の山並みを一望する丘を、栗原一止(櫻井翔)と栗原榛名(宮崎あおい)が歩いている。特別な患者の死を経験し医師として人間として成長した一止は、以前と変わらず24時間365日対応の本庄…
>>続きを読む(c)2019映画『山中静夫氏の尊厳死』製作委員会