草の響きの作品情報・感想・評価

「草の響き」に投稿された感想・評価

Milky

Milkyの感想・評価

4.7
試写会にて。いつもの強いオーラを削いだ消え失せそうな東出昌大。
消えないように寄り添いたくても、それを突き放す佇まい。
公開されたらまたすぐ観たいです。
BLACKMICKY

BLACKMICKYの感想・評価

3.0
冒頭、疾走するスケートボードと共に映し出されていく朝焼けの函館の街が美しく、物語に惹き込まれた。
生きるためなのか、何かから逃れるためなのか、死に向かうためなのか、出口を見つけるためなのか、ひたすら走り続ける男。走り続ける中で出会った人々、それぞれに抱えた苦悩。
終盤、草の上を走り出した男の清々しい姿に光が見えた気がした。
kentaro

kentaroの感想・評価

-
ただ走る。そうすればうまくいくはずだ。だから今は走るしかない。

これは、「それでも」人と寄り添って生きていく、生きていこうとする映画だ。
しを

しをの感想・評価

4.0
大きな男が肩を震わせ動けなくなってしまうところ。歩くことと走ることの違いって考えちゃうことと何も考えないでいいことだと思ってる。お金もないしなんも考えたくなくてただ走ってた冬を思い出した。佐藤泰志の映画化シリーズどれも好き、発起人の方の人生もすごく素敵だなって思った。
佐藤泰志ファンとして見に行かなくては!と試写いってまいりました。この作品と『ボクたちは〜』で東出さんの第二章が始まった!と言える日が来る気がする。まさに全身で役に入り切る、迫真の演技。寂しくて冷たくて切ない、でも弱く降り注ぐ函館の光がちいさな希望を見せてくれる。決して派手ではないし、明るい話でもないのです。でもそういう、個人が葛藤し、迷う物語が、いまの時代にこそ必要なのだと感じるこの頃です。ひとり疲れ切ったときに観る、それが正解な気がしました。

このレビューはネタバレを含みます

ラストが走り出すとこで終わるのはベタすぎてどうかと思うけどほかはおおむねよかった。男2人の絆が強過ぎて女が除け者、みたいな批判はされるかも。
スケートボード、あんな風に走れたら気持ちいいだろうな。
地面を踏みしめるとき、水に入るとき、風に当たるとき。
映像の中の人の動きがまるで自分のことのように感じる、五感に響く映画だった。
kohei

koheiの感想・評価

4.7
そうしないと終わってしまうから。
終わりに追いつかれないように走り続ける。

静かに波打つ佐藤泰志×函館映画の新たな傑作。
走り、前へ進む。それは病に打ち勝つために。
スケボーで前へ進む。それは伴走なのか。
そして元の場所に戻るのは、そこが彼らの唯一の居場所だからか。
本作は佐藤泰志の小説5本目の映画化作品。『海炭市叙景』から本作まで、どれも優れたレベルを保っているのは、優れた監督によるものだからだが、本作の斉藤久志監督は長編デビュー作から24年というベテラン。メジャーには見向きもしない硬派である。撮影は矢崎仁司監督とタッグを組む石井勲という素晴らしいスタッフ編成だ。危うさがないのが物足りないほど、しっかりしている作品だ。
わーい🙌誰よりも早く見た🥰
ばり面白かった、斎藤さんは大人になったんだなぁ...

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