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ウォーデン 消えた死刑囚のminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

イランが舞台。主人公は刑務所の所長を務める軍人。滑走路の建設のため刑務所な取り壊されることとなり、囚人達を新しい刑務所へ移送する任務を遂行していたのだが、死刑囚の一人が行方不明となってしまう。撤収の期限が迫る中、所員総動員で死刑囚の行方を探すのだが......という話。

脱獄ものだが、主人公が管理者側の人間というのは僕は初めて観たかも。地味な映画だが楽しめた。
簡易で問題なくこなせば主人公の出世が約束される任務のはすが、思わぬトラブルのため難航する様子を、どこかコミカルな場面もはさみつつ終始緊張感を持って描いている作品。
話が進むにつれ死刑囚が無実の罪で投獄されていることが分かってくるのだが、所長である主人公にはほとんど重要ではない事柄として扱われているのがユニークだった。最後の死刑囚視点に切り替わったシーンはとてもスリリングでドキドキした。

意中の女性に会う前に必ず身だしなみを整える主人公はある意味尊敬(^^)
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