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ダーリン
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目次

ダーリンの作品紹介

ダーリンのあらすじ

16歳の野生の少女・ダーリンは、ある目的のため病院にやってきた。言葉も話せず凶暴で不潔なダーリンは、看護師・トニーに保護され修道院に引き渡される。司教は“教会の奇跡”として宣伝になるよう“いい子”へと教育するようジェニファーに命じ…。

原題
Darlin'
製作年
2019年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
100分
ジャンル
ホラー

『ダーリン』に投稿された感想・評価

kuu
1.5
『ダーリン』
原題 Darlin'
製作年 2019年。上映時間 101分。
ホラー作家ジャック・ケッチャム原作による映画『襲撃者の夜』『ザ・ウーマン』のシリーズ第3作。
ダーリン役にローリン・キャニー。
前2作にも出演した女優ポリアンナ・マッキントッシュが初メガホンをとり、ダーリンの育ての親役で出演。

野生の少女ダーリンは、ある目的のため病院を訪れる。
言葉も話せず凶暴で不潔な彼女は看護師トニーに保護され、修道院に引き渡される。
司教はダーリンを教育して教会の奇跡として宣伝に利用するため、ジェニファーに教育係を命じる。
実は司教は小児性愛者で、ジェニファーもかつて被害を受けていた。
徐々に言葉を話せるようになったダーリンは、司教に驚くべき事実を告げる。
一方、ダーリンの育ての親である野生の女も、彼女の行方を探していた。

※悪態の限りを尽くした感想ですし、今作品を愛されてる方はお読みにならない方が無難かと存じます。
もし、お読みになられ気分を害されましたら、どうか無知な野郎の感想と御許しのほどを🙇。

今作品は映画ジャケットをみる限りゴア描写を好む者として興味は沸いた。
また、今作品には社会批評の色合いがあるし可能性を秘めている映画のように思える。
もう少し何とかならんかったんかなぁ~ぁぁ残念やなぁ。
カトリック教会や一般的な宗教施設に代表される腐敗、偽善、女性差別、虐待、その他の抑圧等々。
興味深い作品になりうる要素はあるんやけどなぁ。
加えて、残念なことにシリーズもんなんて知らなんだ。
知らない故にキャラの誰一人愛着もなく、何ちゅうても、展開が非常に遅い。
怖さよりも不条理なコメディー(あるいは単なる愚かさ)の瞬間の方がはるかに多かった。
不条理なコメディーで突き進んだ方が良かったんちゃうかな。
また、予測可能なステレオタイプが多すぎるかな(失礼🙇)。
宗教的な登場人物は、もちろんほとんどが偽善者か変質者ひねれモン。
警官はボンクラバカ(失礼🙇)に、トドメは貪欲な司教の小児性愛者。
ただ、主演女優はいがいにも説得力があった。
昔々の同級生の女子にも似てたし、無理してでも彼女を応援しようとは試みた。 
試みたんですが、学生時分に、毎分、居心地が悪く教室でオモロない教師のステレオタイプの教育を苦行のように聴いた頃を思い起こされた。
その意味では、今じゃ怒りより懐かしさ(個人的な感情ですので)が勝つ感情やしそんな淡い思いを味わえたのは、無駄じゃなかったかな。
映画としては、サブスクで観たとは云え、早々と北斗神拳・経絡秘孔(漫画『北斗の拳』・『蒼天の拳』に登場する架空の人間の急所)、『死環白』(因みに死環白は一時的に視覚と情愛、記憶を失い、再び目が開かれたとき初めてみた人間に情愛の全てを捧げる秘技)の経絡秘孔を己に突き、そして、この主人公を見たかった。
映画館に見に行ってたら、きっと帰りはイジけて、無茶食いして憂さを晴らしてたことやろな。
人ごみの中でひときわ目立つキャラが公衆の面前で人を殺りまくって歩き回っているのに、誰もがそれを気に留めていないようでキティ・ジェノヴィーズ事件より無関心すぎるやないか。。。
幽斎
3.8
恒例のシリーズ時系列
1981年  Off Season 未映画化
2009年 3.6 Off spring 「襲撃者の夜」原作がエグ過ぎるのよ(笑)
2011年 4.2 The Woman 「ザ・ウーマン」カオスならヘビー級
2019年 3.8 Darlin' 本作

未体験ゾーンの映画たち2021も最終コーナー。既に「アーカイヴ」「ラブ・エクスペリメント」「ファブリック」「デンマークの息子」「バッド・ヘアー」「TUBE チューブ死の脱出」「フロッグ」「スプートニク」レビュー済。シネリーブル梅田で鑑賞。

キャラクター創造Jack Ketchum。本名はDallas Mayr、2018年1月癌の為71歳で死去。ペンネームはイギリスの斬首刑執行人の名前ジャック・ケッチが由来。作家として独立する前は、イエジー・リビングストン名義で多くの雑誌に記事を売った。1981年「オフシーズン」作家デビュー。彼の作風は「Violent pornography」何だろう、暴力ポルノで合ってる?。文壇では批判されるが、Stephen Kingの様に才能を認める著名人も多い。

私も作家を目指した過去が有るので「独創性」を持つ作家は素直に素晴らしいと思う。ブラム・ストーカー短編賞「Gone」彼のエッセンスが凝縮された作品で、日本でもっと評価されて良い。代表作「隣の家の少女」実際に起きた事件を基に書かれたが、Stephen Kingも「過去20年で最も恐ろしく、ショッキング」とコメント。精神的苦痛の伴う作品は監禁スリラーとして2007年に映画化。

ホラー小説の異才として映画界からも注目され「襲撃者の夜」実話を基に描かれた食人族の争いは、内容がアレなので(笑)批評家から酷評。原作の「匂い」まで映像化するのは、既に映画の枠を食み出して無理が有る。実はデビュー作「Off Season」の続きが「襲撃者の夜」、そして食人女が再登場、鬼畜親父を辿る衝撃の顛末を描いた「ザ・ウーマン」サンダンスやシッチェス映画祭で正式上映。これは「May」Lucky McKee監督の手腕が大きい。

本作はキリスト教国では無い日本人には、本質が伝わらない点も散見される。私は元カトリック系クリスチャンですが、例外なく打ちのめされた。キリスト教的価値観を人間の道徳観念に置き換え、宗教の組織的な偽善や腐敗を痛烈に批判する。特に「Immaculate」無垢を求める邪悪な性癖が、男性社会の本質を映し出した。

此処まで書いて気が付いたけど、前作「ザ・ウーマン」を観て無いと、誰が主役なのか分らないと思うので、老婆心ながらお浚いを。狼に育てられた野生女ザ・ウーマンは、腐れ親父を食い殺し、娘達と森へ消えるラストが秀逸だった。彼女は文明の力「火」が使えない。だから人肉は「レア」で蝕す(笑)。腐れ親父の末娘が本作の主人公「ダーリン」。なので主役ダーリンはLauryn Canny。そしてザ・ウーマンと脚本と監督がPollyanna McIntosh、素顔は典型的なイギリス美人。看護師役Cooper Andrewsの存在感が絶妙だった。少なくとも前作「ザ・ウーマン」の予習は必須だろう。

Pollyanna McIntoshを最初に観たのは就活スリラー「エグザム」←割とお勧め。「襲撃者の夜」では役名が「女」で出演。続く「ザ・ウーマン」も「女」として出演。設定は微妙に異なるが、彼女を通した3部作で集大成として描いてる。人喰映画を女性監督が演出するのは珍しいが、作品を始動した時は、既にJack Ketchumは体調を崩しており、アドバイスを求めたら「書くだけだ」と背中を押され聖堂の撮影風景に満足して帰ったそうだ。それは女性監督らしい視点で完成、エンドロールで哀悼の意を捧げてた。

女として「産む行為」。男女平等とは言うが、社会が女の「産む行為」に依存してる事は紛れも無い事実、男から見れば(私は違うけど)女は子を生産する為の機械。それを拒否しても男は暴力で事を成し遂げるだろう。逆の視点で見れば、男には「産む行為」は不可能で、本能的な欠陥が社会を俯瞰して管理できる能力。社会全体が女への暴力を見て見ぬ振りをしてると、Jack Ketchumは問い掛けた。

シリーズの顔Pollyanna McIntoshのエンドロールの扱いに全てが集約された気もする。演出面もフェミニズム思想が鮮明、人喰族が種族を維持する為に文明社会の女を強奪する事と、文明社会の男が無垢な処女を孕ませる事に、何の違いが有るのか問う。妙に社会的な理屈っほさが、カニバリズムを求める単純なホラー層に、理解されないのは当然。逆に言えば、其処を盛り上げるエンタメ的な演出の喰い足らなさが面白くない理由。

監督が女性に交代した事で、テーマが薄まった事は否めない。特に「ザ・ウーマン」が大好物の方には、文字通り「喰い足りない」だろう。良く考えれば前2作でも、そんなに人は食べてない。だからタイトル「Darlin'」愛しい人に繋がるが、ハングリーさが足りない点は、本作のテーマは「食材」ではなく「贖罪」(上手い事言った(笑)。

女性監督らしいシスターフッドも感じるが、これまでの「襲撃者の夜」「ザ・ウーマン」の流れを汲んだシリーズらしい楽しみ方も有るし、保護施設の微妙な連帯感、ノマド感も在る。最終的に教会との密接な関係に帰結するので、結果的に悪くない終わり方だと思う。本作はインドで起きた事件をインスパイアしてるが、世の中の良識と言われる「闇」を炙り出した。文字通り「獣道」を描いたシリーズだが、彼女は「いいアイデアが浮かんだら」と続編は否定してない。

「ホラーを観る時、ホラー映画も又、貴方を見つめてる」だからホラーは奥が深い。
ジャック・ケッチャム原作
ケッチャムの申し子ポリアンナさん監督・脚本

ダーリンちゃんが滅茶苦茶可愛かった♪
ポリアンナさんはいつも通りw

脇役のゲイ看護師や施設の少女たちがとってもイイキャラなのに、いまいち活かされていなかったのが残念ですね。

あ、音楽はどれも良かった(* ゚∀゚)ノシ
歌詞にもしっかり字幕つきで、MV観てるみたいに内容にも合っていたし!

しっかしほんと教会って腐ってんな!!



10代の赤毛野生児"ダーリン"が聖フィロミーナ少女の家にて保護された。

閉鎖の危機にある教会は、彼女を使って再起を図る。

しばらく喋ることも出来なかったダーリンだが、やがて仲間の少女たちにも慣れ、聖書を読み、話すようになっていった。

そして純粋に神を信じ、悪魔を追い出さねばと学び……



これ原作はもっとあれこれ書かれているのかなぁ?

ダーリンと生活していた女性たちや施設の少女たち、ホームレスたちについて、今作は上っ面しか描かれていなくて残念過ぎる(泣)

教会のキモさとかまで盛り込むから、もうぐっちゃらけなのに薄っぺらいの。。。

全パートで1作ずつ撮れそうなのに!!
なんとも勿体無い。

が、そういえばケッチャムの映画化作品て微妙なのばかりだった気もしてきたw

あの世界観は2時間じゃ描き切れないしのだろうな。

てなわけで、ケッチャムは原作を読もう( ・ω・)ノ

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