【シッチェス映画祭2024　コンペティション部門出品】
『スモール・クライム』E.L.カッツ監督作品。シッチェス映画祭コンペに出品されたホラー映画。

最初から最後まで一言もセリフがないホラー。まぁまぁ面白かったかな。森に潜むクリーチャーとの対峙はどういった暗喩なのだろうか。

生け贄にされかけた女性アズラエルの地獄の逃避行を描く内容で、ひたすらに走る！隠れる！そしてカルト集団に立ち向かう！と何気に力強いストーリー。

クリーチャーの造形がいいね。焼死体のような見た目で迫りくるモンスターたちは結構怖い。

演出も悪くない。特に何か特徴がある訳ではないが、恐怖演出はしっかりしているし、次々と進んでいく展開は気持ちが良い。セリフなしにした効果はそんなにあるとは思えないが、純粋なホラー演出に専念できるという意味では良かったのかなとは思う。

特に気に入ったとかそういうわけではないが、飽きずに観られる良作ホラーであることは間違いないだろう。

• #シッチェス映画祭2024

最近流行りの台詞無し映画

みんな大好き血塗れ女優サマラ・ウィーヴィング主演ホラー・アクションです。

今回も勿論血塗れでした( ﾟ∀ﾟ)ﾉ

声帯を切られているという集団の話なので誰も話せず、攻撃受けても何されても悲鳴すらないのは斬新。

が、その分ちと退屈でもありました。

やっぱ悲鳴ってある程度は欲しいよねww



なにやら世紀末。

焼け焦げた悪魔のような化物が彷徨いている。

話すことは罪として声帯除去するカルト集団にいたアズラエル(サマラ・ウィーヴィング)だが、恋人と逃げ出すことに。

が、捕らえられたり、また逃げ出したり、またまた捕らえられたりする。

そんなこんなで恋人が死んだので、アズラエルは復讐に向かうのだが……



会話は口笛のみ♪

私、全然口笛吹けないから、ここでは生きていける気がしませんw

しかしこの化物、一体なんなのか？

血の匂いに惹かれ血肉を貪る。
地獄の業火に焼かれた人間？
一応、人間と同じようには殺せるようだけど。

うむ。
よく分からん。

悪魔の下僕となった人間てことかな。

サマラちゃんは相変わらず強い！
燃やす！撃つ！斬る！ぶん殴る！！

そんなに強いなら最初からやっとけば恋人死ななかったのでは？とか思うけど(笑)

ラストシーンはとってもキリスト教絵画的☆

キリスト教圏の方には、もっと刺さる作品なのかもしれない。
Rapture ＝ 推挙 後の世界、って設定だし。

あれこれ燃やしてるのはマジっぽいし、血糊やバイオレンスシーンも良質！

悲鳴一つ聞こえない静かな世界で繰り広げられる変わったホラーでした～

生け贄役のサマラが逃げまくって酷い目に合うお話。
誰も喋れない世界観でセリフもないので肝心のサマラスクリームももちろん発動しない。(かすれスクリームはあり)
まあサマラファン以外にはお勧めはしない。