2019年 アメリカ ブラムハウス プロダク
ションズ製作の タイムトラベル系SFスリ
ラームービー ＿＿ 🇺🇸💥⏳✨✨✨

前から気になっていた作品なんですが 多分
セルDVD📀で スルーになっていた作品な
のかもですが 僕も観たくても ついスルー
していた作品でもあります …… 🤷🏻‍♀️💥✨

今回STAR channelで放送されたので 録画にて鑑賞できました …… ラッキーですね🎶〜🤞🏼⭐️✨
配信系に対抗しているのか 『ロン　僕のポンコツ・ボット』『Our Friend／アワー・フレンド』もこの日に同時録画👍🏻 段々とレンタルDVD📀 前にテレビで観れる 早い映画では公開後3ヶ月で放送されるそうで これは本当に嬉しい悲鳴ですよね …… 👍🏻😆✨✨

本作は〜 弟一家が殺害された 主役刑事(デヴィッド・オイェロウォ) に 死んだ筈の弟一家の姪アシュリー(ストーム・リード) から 1本の不思議な突然の電話📱…… 🙀💥

から始まる タイム時系列捜索ストーリー …… 2週間の時間差を ダブル”操作と捜査” 〜そうする内に 事件の謎と犯人像が浮き彫りになるパターンの作品なんですが ちょっと編集が分かりづらいと感じる僕でしたが 観ることが出来たので それだけで良かったと納得できました 以上簡単ですが …… 😓✌🏻✨✨


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

『ドント・レット・ゴー -過去からの叫び-』
原題 Don't Let Go.
製作年 2019年。上映時間 103分。　
死んだはずの姪から掛かる電話で過去と繋がりながら、殺人事件を未然に阻止するべく奔走する刑事を描いたSFスリラー。
デビッド・オイェロウォが主演を務め、ストーム・リード、アルフレッド・モリーナ、ミケルティ・ウィリアムソン(ウィリアムソンは実生活で今作品と同じような経験をしたそうです。
彼の幼なじみが、近所の知り合いに殺された。
葬儀の後、亡くなった友人が見知らぬ土地から電話をかけてきて、ミケルティ助けてくれと懇願する。電話からは奇妙な音と声が聞こえたそうだ)が共演。
『ゲット・アウト』などのヒットメーカー、ジェイソン・ブラムが製作を手がけ、脚本家ジェイコブ・アーロン・エステスが監督・脚本を担当。

弟家族が惨殺され悲しみに暮れる刑事ジャックのもとに、殺されたはずの姪アシュリーから電話が掛かってくる。
それからも度々アシュリーからの電話を受けるうちに、ジャックは2週間前の世界にいる彼女と通話していることに気づく。
信じられない事態に混乱しながらも、アシュリーの命を救う手段を探すジャックだったが。。。

先日、コカ・コーラのツマミにスルメを買いにコンビニに入りレジを並んでた。
小生の前に酎ハイを買う初老の男が、店員から一円足らないと云われ、ボヤキながら小銭をまさぐり、一円を投げ捨てて払い、間髪入れず店員は『年齢確認ボタンをお願いします』とその男に告げると、男は何が気に入らなかったのか店員にぶちギレた。
小生は、男と店員のやり取りを一部始終見てたので、小生が年齢確認ボタンをタッチし、男に『弱いもの虐めはあかんやん』と制止したので、男は渋々コンビニを出ていった。
小生は店員に礼を述べられ気分よく帰宅したが、ふと思った。
仮に、その男がそのあと腸煮えくり返ってて逆上し、店員を待ち伏せして何らかの加害を加えたとしたとき、小生に全く非はないと云えるのか、自問自答して今でも心に残ってます。
そんな風に、人は何らかの縁で実を結ぶことは多々あり、ましてや、今作品の様に過去の人と何らかの方法でコミュニケーションが取れたなら、伝える内容如何にせよ、小さなことかも知れないけど未来は変わる。
時空を超えてのバタフライ効果って感じかな。
バタフライ効果(バタフライエフェクト)って、非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながる現象。
まして、大きなことに関係することなら安易に話したりして伝えるのは良いのか哲学的な問題となってくる。
話すなら、毒を食らわば皿までの諺通りトコトン踏み込まなきゃならない。

刑事ジャックは殺されたはずの姪アシュリーに『ジョージーて誰？』と尋ねたことが波紋のように広がっていく。

今作品はジャンルを超えたSFスリラーでした。大掛かりな効果や閉鎖性はないけど、その大胆なストーリーテリングはパンチが効いてました。
タイムシフトや並行次元など、この映画にはいくつかの読み方がある。
実際、この物語はそのうちのいくつかを同時に使っているように見える。
また、今作品は悲しみについての映画と云える。
夢のようなプロットは死別の寓話であり、しばらくの間、何も意味をなさなくなる時間でした。
小難しいことと、今作品の展開と個人的にリンクしながら観たので、結構手に汗握り楽しめた一時でした。
ただ、終わりかたには好き嫌いがわかれるかなぁとは思いますが、個人的には結末を含め嵌まった作品でした。


※ネタバレに触れますのでこれよりは自己責任でお読みください🙇。
また、今作品は初見ですので、これより記載の文章は誤りかま多いとは思います。
加えて、勝手な妄想、空想を取り入れた解釈で進めています。
ですので、再視聴した折りに誤りに気付き、それが多ければ削除しますことご理解のほどを🙇。

死別を経験した人は、亡くなった人の声が聞こえたり、見えたり、感じたり、話しかけられたりすることがあると云う。
スーパーナチュラルにせよ幻聴、幻覚にせよ。
そんなことがない人が大半だけど。
ただ、喪失感てのは、現実を信じられなくなり、自分の意志如何にせよ、信じられない出来事と遭遇することがしばしばあるのは確かです。
ジャックもまた、アシュリーが亡くなったことを信じることができず、彼女がまだいる現実を作り出してしまってる可能性も秘めつつ今作品は展開していました(ジャックが描く幻影の可能性)。
また、ジャックも死んでいる可能性も秘めている(アッシュリーが描く幻影の可能性)。
仏教やヒンドゥー教では、涅槃（ニルバーナ、悟り）を開くと輪廻転生が止まり、可もなく不可もない(空の)世界へ導かれる。
そして、涅槃とまでは行かないがジャックとアシュリーの身に起こったことはその輪廻のようなループとの闘いに似てる。
彼若しくはアシュリーは死んで何度も生まれ変わり、最終的に正しい選択をして互いのもとに戻る。
もちろん、ジャックは映画の冒頭ですでに死んでおり、視聴者が見ているのは輪廻転生の新たなサイクルであるという可能性も残されている。
並行世界。
この奇妙に自己完結した映画世界やと、ジャックとアシュリーだけが深みを持つ夢のような設定によって、この方向に傾いている。
彼らは他の2、3人の登場人物と交流するが、ほとんどはジャックとアシュリーとが交流してる。アシュリーには友達がいない。
プロットホールと片付けたら簡単なんやけど、小生の妄想と空想は止まらない。
そして、すれ違った人たちはちらりと見たところで、彼らの顔は見えないし、話し声も聞こえない彼らは実体を持たない。
冒頭で、ジャックがアシュリーにどんな映画を見たか尋ねると、彼女はこう答える。
"ゾンビ "。　
他にも、ジャックがこれは悪夢だと云ったり、アシュリーが超能力を持っていると冗談を云ったりする場面もある。
今作品の選択肢のカオスとも云える輪廻転生のようなプロットは、タイムトラベルとカオス理論の中間的な位置づけにある。
『バタフライ・エフェクト』2004年のように、それぞれの選択が物語を新しい方向へと導いていく。
ジャックにとって、これらの選択と結果は、彼がアシュリーと一緒にいるかどうかによって決まる。
例えば、アシュリーが映画館に迎えに来るようジャックに電話し、その後、二人で夕食をとる。
その後、ジャックは忙しすぎて話をする暇がない。
次にアッシュリーが電話をかけてきたとき、彼女は殺されていた。
ジャックは過去の向こうからかかってきたアシュリーの電話を取り、ふたたびふたりを結びつける。
ジャックは駐車場で死にそうになっているアシュリーに電話をかけ、911（とボビー）に電話するように云う。
映画の最後に、アシュリーは物理的にジャック叔父さんに電話をかける。
彼は間一髪のところで答え、彼女が撃たれるのを助ける。
最初の殺人事件によって、ジャックの現在とアシュリーの過去をつなぐワームホールが開かれたため、これらの選択は複数の時間軸で展開される。
映画では、これを祈りが通じたと説明してる。
いずれにせよ、ジャックは自分がアシュリーの2週間後の未来に生きていることを知ると、後知恵を使って彼女の選択にも影響を与えるようになる。
これは、並行する線路が遠近法により遠方に収束しているように見える錯覚と少し似てる。
しかし、例えば、アシュレイが納屋の扉に赤いXを描くとき、ジャックとアシュレイのタイムラインは交差している。
ジャックの視界は、まるで幽霊に触られたようにわずかに歪む（これもアシュリーが幽霊である可能性の一つ）。
最初は、2週間違いのファミレスで会ったときが一番近かったのですが、ほとんど触れ合える距離に座っている姿も見える。
最終的に、ジャックは2人のタイムラインを一緒に戻すことができる。
アシュリーの父親はダメなやつ。
トラブルから抜け出せない薬物中毒者。
ボビーが街を出るように警告しても、ギャレットは自分自身、そして家族を危険な目に遭わせる。ジャックは正反対。
彼は勤勉な警官であり、思いやりのある叔父でもある。
ジャックとアシュリーの関係も同様に理想化されている。　
アシュリーの両親は彼女を何度も失望させたが、ジャックは何度も歩み寄った。
彼はまさに守護天使。
いや、アシュリーが守護天使とも考えられる。
あの世でアシュリーを見守っているのは、実はジャックなのかもしれない。
結局のところ、この映画は不相応な親としての過ちを正すことになる。
パパとママを追いだしジャックとアシュリーをより健全な魂の家族として結びつける。
なんか、怪しげな宗教的感想に妄想が膨らむが笑
今作品は、いくつもの気づきと整合性をもって終わる。
壺を買いませんか(ウソです🙇)
ボビーは、麻薬組織のために働く汚い警官である謎の男ジョージィ。
彼は仕返しとしてギャレットの家族を殺す。ジャックがそれに気づいたときには、もう遅い。ボビーはジャックにひざまずくように云い、処刑する。
しかし、ジャックは輪廻転生、タイムトラベル、選択について悟る。
彼はアシュリーに云う。
『あなたが自分を救えば、私を救える。
あなたが私を救えば、私もあなたを救います。』
ここであらゆる多元性が収束する。
アシュリーがボビーから逃げれば、彼女は死なない。
ボビーがジャックを殺したという殺人事件も捜査も起きない。
ジャックは死ぬ代わりに、家にいる。
そこで彼は、ボビーからアシュリーを救うために、時間内にドアに応答することができる。
これはちょっとしたメビウスの輪かな。
しかし、それがこの映画を地獄のようにトリッキーに、そして、そういうのが好きな人なら、かなりクールなものにしていると思いました。
最後まで読んで頂いた方、なんかまとまりない感想ですいません🙏

警官のジャックは弟の娘（姪っ子）アシュリーと仲が良いのだが、ある日弟家族全員が惨殺されてしまう。失意のどん底に突き落とされたジャックだが、突然元気なアシュリーから電話がかかってくる。やがてその電話は2週間前の過去からかかってきていることに気付いたジャックは、過去のアシュリーと手を組んで事件の謎を解き明かし、死んだ過去を変えようと奮起する…！な話

過去からの電話を介して殺人事件の謎を追う、タイムパラドックスもの。いや〜良いですね…。私はこの手の時間を操る系の話が大好き。前半で緩やかに土台をじっくり作りながら過去と現在を交錯させ、そのままのテンションでノンストップに畳みかけるシナリオは引き込まれる！現在から過去のアシュリーに情報を与えて何とか死を回避させる！守ってみせる！というジャックの奮闘ぶりは涙。アシュリーがついに未来のジャックと話しているという確信を得る部分もスタイリッシュで良かったな〜！

で、登場人物も意図的に減らしたり、ジャックパートは現在・アシュリーパートは過去と時系列を徹底させるなど、ストーリーがごちゃごちゃしないように見せる工夫も親切だし、過去が改変されたことで現在の状況がガラッと変わるシュタゲやBTTF的をおもいださせるスリリングな見せ方も熱い！監督の手腕、素晴らしいですね。朝から良いもの見たな〜。敬具