このレビューはネタバレを含みます
警察の特殊部隊(囚人)の面々がヤクザを倒すというお話。ウンチョルことマ・ドンソクのアクションだけが目当てでしたがショボかったです。
出てくる人物の数が多い上に錯綜しすぎていて、誰が誰やらかなり分かりにくいです。前作があるのか?という感じ。人が急に出てきたり消えたり、酷い。
ストーリーも支離滅裂で、犯罪者やら汚職警官やら秀吉日帝の再臨のようなヤクザやら、マーケティングして「これ溜飲下がるでしょ」という要素を敵としてかき集めたような構成。バカにしてんの?ヤクザが製薬会社買収すると人体実験して新型麻薬の開発ができるらしいし。
無茶苦茶さを緩和する為か、頻繁にギャグシーンを入れてきますが、またこれが悉く滑っていて痛々しい。というかキャラ付けから画作りから全て痛々しい。
全てに頓珍漢で、昔の金をかけた三流香港アクションにそっくり。スタッフが流れてきて入っているのでは?金払って行くような代物ではありませんでした。
ドラマのスピンオフと後から知り、知ってたら絶対に行かなかったのでチラシにハッキリ書いておいて欲しかった映画でした。