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ユ・ヨルの音楽アルバムのTAMUのレビュー・感想・評価

ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)
3.9
嬉しくも寂しくも時の流れは早いもの。
キム・ゴウンがすっかり大人になってる〜!
「恋はチーズインザトラップ」で更新止まってたが、黒髪のキム・ゴウンも素敵だし、お金払って大きいスクリーンで見たかった!

本作はこの夏に本国で公開、ネトフリスルーで早くも日本で見られるってことで旬なキム・ゴウンにお目にかかれる♪

1994年に始まった実在のラジオ番組「ユヨルの音楽アルバム」を背景に、ミス(キム・ゴウン)とヒョヌ(チョン・ヘイン)の恋と成長を描く。

ミスもヒョヌも74年生まれ。ミスは早生まれなので、ヒョヌに対してお姉ちゃん感出してくる前半にキュンキュン来る。
何処となく強気で勝ち気なのに、笑顔はとても優しい。

イケメンで誠実なヒョヌは、同じ男として自分と比較してしまって共感に乏しい。
チョン・ヘインは声が素敵よね。
この頃を扱った作品と言えば『建築学概論』。卑怯で臆病なスンミンが愛おしいw

一方、今や飛ぶ鳥を落とす勢いでクズ役を演じるのは出版社代表役のパク・へジュン。もう見ていて嫌になる感じ。遊んでるようで金があり、強気な攻めと無駄に余裕のある態度。前澤社長こんな感じか💦

94年、97年、2000年、2005年と流れる音楽に馴染みはないが、それっぽい感じ、街並み、スマホも無くて、色々足りない。そんな所に偶然が生まれ魅力的なドラマが生まれる。

ミスの「世界は変わったのに、この味は全く変わらない」に思わず涙。世界は忙しく変わっていくが、変わらないものに価値がある事に最近気づき始めた年頃。
便利を追い求めて、無機質な世界になってしまったなと。。
TAMU

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