8歳のアリスと5歳のルーカスの兄弟は、ある日大好きなおじいちゃんの病室を訪ねる。病状は重く、集まった親族たちはみな嘆き悲しんでいるが、幼いアリスとルーカスは自分たちの力でなんとかしようと決意する。
老いた二人の男女が、通りを挟んで向かい側に住んでいる。二人は時折窓ごしに目が合うが、一度も会って話をしたことはない。そんな二人の関係に、ある日変化が訪れる。
少年院で出会ったセラピー犬がどこかにもらわれていったと聞いた17歳の少年が、施設を脱走。兄や祖母の助けを借りつつ、犬を捜してスペイン北部を突き進む。