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ステイ・ホームのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

ステイ・ホーム(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

交通事故が原因で歩くことのできない15歳の少年が主人公。彼は厳格な母親と何人かの使用人とともに自分の屋敷から一歩も出ないままこれまで生きてきた。ある日、屋敷に使用人としてやってきた年上の少女に主人公はほのかな恋心を抱いて......という話。イタリア製ゴシック調ホラー。

雰囲気は好きな作品だったが最後のオチまでの起伏の無さが致命的かもしれない。
母親をはじめとするかなりサイコな使用人とともに暮らす少年の日常が描かれていて、ヒロインがやって来てからは青春もののテイストを醸し出しつつ屋敷と世界の謎をチラ見せして観客をモヤモヤさせる構成。
この空気感であのオチなのは僕はビックリしたのだが、全体的には盛り上がりに欠ける映画だった。音楽とタバコの銘柄くらいでしか時代設定を推測できないのは良かったかも。iPod出てくるし。
ヒロイン役の女優さんが美人なのでそれだけでも観る価値はありそう。途中のロボトミー手術みたいなのはなかなかインパクトがあった。

母親の躾がトラウマになりそうなくらい異常(>_<)
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