鰯賣の猿源氏は以前、五條橋で見かけた傾城蛍火に一目ぼれ。以来、恋の病にかかり自慢の売り声にも力が入りません。そこで、猿源氏の父である海老名なあみだぶつは猿源氏を大名に、博労の六郎左衛門を家老に仕立て上げ、蛍火に逢いに行く計画を立てます。廓を訪れた猿源氏は憧れの蛍火を前に上機嫌となり、蛍火の膝の上で酔いつぶれて寝ているうちに、寝言で鰯売りの売り声をあげてしまいます。それを聞いた蛍火は猿源氏の正体を問い詰めますが…。
武州佐野の次郎左衞門は、律気で真面目な商人として平凡な一生を終えるはずだったが、生れながらの醜い痣が彼を悲劇の主人公に仕立てたのである。百姓次兵衞夫婦の手で育てられた捨て玉の次郎左衞門は、…
>>続きを読む越後・丹生山にぶやま藩の鮭売り・小四郎はある日突然、父から衝撃の事実を告げられる。なんと自分は、<松平>小四郎― 徳川家康の血を引く、大名の跡継ぎだと!庶民から一国の殿様へと、華麗なる転身…
>>続きを読むH歴。武力による戦争は根絶された。 争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。 その名も「ヒプノシスマイク」。 このマイクを通したリリックは人の交感神経、副交感神経…
>>続きを読む(c) 松竹