このレビューはネタバレを含みます
ソ連体制化、オバちゃんのナターシャが色々な目に遭う話。徹底した密室感がいい感じ。ただトレイラーの煽り文句とスケール感からはかけ離れていました。
ナターシャとオーリャの喧嘩やナターシャとリュックのセックス、ナターシャの尋問などにかなりの尺をとっており、この世界の空気感をねっとり映すよう。またこのセックスが長い。その前の実験ではポコチン映ってるんですが、ここではボカシ。基準がよく分からない。
尋問直前、ナターシャが荒れていた理由もよく分からない。リュックが食堂に来たときの反応がよそよそしかったから?オーリャに気がありそうだったから?オーリャに当たってましたが、そもそもガンガン飲ませてたのは自分だし、心情が理解し難かったです。
クライマックスの尋問もリアリティは感じましたが、特にグッとくるところもなく。最後のキスのあとにアジッポが口ゆすいでたのは良かった。
どこまで脚本かアドリブか分からないような演技は全員素晴らしかったですが、ソ連の再現と何の関係があるのかはよく分からなかった映画でした。