▪️Title : 「タイラー・レイク　命の奪還」
Original Title :「Extraction」
▪️Release Date:2020/04/24 Netflix
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-212
▪️My Review
あっという間に時間が経ってしまう面白さ。
ほんと、ハラハラドキドキ、スリリングなノンストップアクションです。
クリス・ヘムズワースという俳優のポテンシャルをフルに活かした肉弾戦や銃撃戦から激しいカーチェイスまで、さまざまなアクションの連続で全編を構成しています。中盤の約12分におよぶ疑似ワンカットによるアクションシーンは、臨場感たっぷり。シンプルなストーリーが単純に見えないのは、まるでタイラーやオヴィとともに市街地を行くかのような映像体験を味わさせてくれるからですね。ほんと、シンプルなストーリーをすさまじい熱量によって語り切る作品です。
そう、本作はクリス・ヘムズワースあっての作品。本作、タイラーという役には必須の“過酷なアクションに耐えられるだけの身体能力があって、この役にはうってつけです。
物語は。。。
インド・ムンバイを牛耳る、麻薬王の息子オヴィが誘拐されました。裏社会の任務を請け負う傭兵タイラー・レイクは、依頼を受け、オヴィを救出すべくバングラデシュ・ダッカへと向かいます。タイラーは武器商人たちのアジトに突入してオヴィを奪還するが、事件の背後にいたのはバングラデシュの麻薬王アシフでした。タイラーに面目を潰されたアシフはギャングたちを手配し、タイラーとオヴィの確保を命じます。もはや街全体が敵、2人は絶体絶命の状況から脱出できるのか。。。
ストーリー展開は、誘拐された麻薬王の息子を救うため、バングラデシュに向かった傭兵ですが、金のために請けた任務が、いつしか過去と向き合う自分との戦いへと変わっていきます。それが、ストーリーに深みを与えています。雇われ傭兵のタイラー・レイクは、なぜオヴィを守るのか。“勇敢である”とはどういうことか、そういう事を問いかけながら鑑賞してしまいました。
ラストのカットも印象的ですよね！！

▪️My Review
「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・ヘムズワースが主演を務め、「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズの監督アンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟が製作、「アベンジャーズ　エンドゲーム」などでスタントコーディネーターを務めたサム・ハーグレイブが初メガホンをとったNetflixオリジナル映画。誘拐された少年を奪還するべく敵だらけの街に潜入する傭兵の死闘を描いたサバイバルアクション。裏社会の危険な任務を生業とする凄腕の傭兵タイラー・レイクは、ムンバイで誘拐された犯罪組織のボスの息子を救出するため、ギャングが支配するバングラディシュのダッカ市街地に向かう。敵のアジトに単身突入したタイラーは少年の奪還に成功するが、街中のギャングたちから猛追を受ける。絶体絶命の状況の中、卓越した戦闘スキルを駆使して戦うタイラーだったが……。Netflixで2020年4月24日から配信。（引用:映画.com）

出演は、クリス・ヘムズワース、ルドラクシャ・ジェイスワル、パンカジ・トリパティ、デヴィッド・ハーバー、ゴルシフテ・ファラハニ、ランディープ・フーダー。

『タイラー・レイク -命の奪還-』
原題Extraction.
製作年2020年。上映時間117分。

誘拐された少年を奪還するべく敵だらけの街に潜入する傭兵の死闘を描いたサバイバルアクション。
『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが主演を務め、『アベンジャーズ』シリーズの監督アンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟が製作、『アベンジャーズ　エンドゲーム』などでスタントコーディネーターを務めたサム・ハーグレイブが初メガホンをとったNetflixオリジナル映画。

裏社会の危険な任務を生業とする凄腕の傭兵タイラー・レイク(マジ白兵戦強し)は、ムンバイで誘拐された犯罪組織のボスの息子を救出するため、ギャングが支配するバングラデシュのダッカ市街地に向かう。
ダッカだけに奪還かぁ。サブ～ぅ。
敵のアジトに単身突入したタイラーは少年の奪還に成功するが、街中のギャングたちから猛追を受ける。
絶体絶命の状況の中、卓越した戦闘スキルを駆使して戦うタイラーだったが。。。

余談で始めますが、主人公のタイラーは白兵戦がめっぽう強い(武術のシラットベース)。
銃を体の近くで正眼に構えるC,A.Rシステム（Centar Axis Relock System）を殺陣も素晴らしいけど、
中でも、小生イチオシが目立ちにくい形状のナイフをタイラーが使こてるとこです。
このナイフは、持てば握り拳の小指の方から直ぐにブレード(刃)が歪曲に出る形式のカランビットナイフ。
このナイフは、インドネシアで作られた歪曲した爪や鎌の様な形状のナイフで、伝承によればその形状は虎の爪に触発されたものとのこと。
元々は武器ではなく、稲作で稲を植えるために使う農具として作られたものやけど、現在では農具として使用されることはまずなく、近接格闘で使用する武器や狩りでの仕留めた獲物を解体するための物としての用途が強く、意外にキャンプでも重宝するが、日本においては使用するのは法律的にまずいかな。
ネットとかでも刃のキレを落としたものや、ラバー製品も売ってて、接近戦の鍛練で使う。
アーミーナイフのように折りたためるようにした作りにしたり、刃にも高級な素材を使ったりすることで近代的なスタイリッシュなデザインになっているが(個人的には無骨で、柄にはパラコードで編み込んだものが好き、実際自分で編み込んだモノ持ってます)、一部は伝統的な形状を保ったシンプルなデザインも存在する。
最近じゃ、特殊部隊で使用してるかな。
昔流行ったバタフライナイフのごとき、柄端がリング状になってて人差し指を入れて使用するさいブン回せる。
カランビットてか、ナイフの持ち方で云えば逆手持ちになるし、利点は多い。
相手に対してブレード部(刃全体)を隠せるので間合いが分かりにくいのが難点やけど、戦闘時はナイフと徒手格闘はセットみたいなもんやし、徒手格闘と併用するには逆手の方が対応しやすい故にカランビットは最適。
また、手首の可動域が狭くなるが、逆に力は入りやすくなる。(これはアイスピックが良い例です。アイスピックを使って氷を割る時、順手より逆手で持った方が力が入りやすく割りやすい)
などの点でカランビットナイフは主に隠密行動において相手を殺害しなければならない状況でのナイフ格闘において有効やし、その欠点も含めて物語では上手に格闘シーンで活かされ描かれてたんは感激しました。
ただ、、、銃器戦はちょいチャチかったかな。(ガンフーみたいな所はバリ良かったけど)
なんでも今作品のインドのロケじゃインド全域で銃器の使用が禁止されているさかい、可動部のないゴム製の小道具銃を使ってたし、なんか納得した。最初の大掛かりな救出シーンじゃダミーの銃が使われてたし、空砲は一切使用されなかったそうです。
発砲しているように見せるために、撮影後に全てのシークエンスをデジタルアニメーションにしてるし、その辺りは念入りにはされてた。
一発本番(一発撮りかはわかりませんが🙇‍♂️)の戦闘シーンはハっラハラと刺激的で印象的な作品やけど、物語全体は最初から最後まで、ありがちと云えなくはないかな。
主人公は元から戦闘技術もあり、強いし、無口。
また、儲かる任務と良心の呵責との間で葛藤しているって点。 
今作品じゃ主人公に、幼い息子の早すぎる死という第3の次元を加えようとしとるが、それは子供を屋根から投げ落とすんは決して善人のやることちゃうって示すシーンと同様に、無理やりの義務的なもんに感じられた点は頂けないな。
全体的に映画というよりも、一人称視点のシューティングゲームの脇で観てる感(アレコレ云いながら)、また、ただただ、アクション映画としてスカッと見るならとても良かった。
必要なストーリーのひねりや予想される裏切りがあったとしても、最終的に持ち上がるのは、発展途上国における都市戦争の絶え間ない硝煙弾雨。
この物語は、タイラー・レイク役のクリス・ヘムズワースとオヴィ・マハジャン役のルドラクシャ・ジェイスワルの相性はとても良かった。
オヴィは、普通の生活を送ろうとしながらも、自分ではどうしよもない状況によってトラウマ的な状況に巻き込まれていくティーンを見事に演じてるし。
しかし、この相性の良さも、物語の他のプロットと同様に、大げさなバイオレンス描写に圧倒されているかな。
ほんで結末は、観てる側との関係を両立させようとする皮肉な試みになっている。
アクション映画の逃避行としては実にいいモンやけど、全体を通して、物語を完全に捨ててしまっても、今作品はさほど変わらなかったのではないかと感じてしまう。
チョイ辛辣かな。
アクションを楽しむなら最適の作品でした。

2020年 アメリカ 「キャプテン・アメリカ」
「アベンジャーズ」シリーズ の ルッソ兄弟
製作 サバイバルアクションムービー ＿ 🇺🇸

誘拐された少年を奪還すべき 敵の犯罪組織
の巣に潜入する 凄腕傭兵タイラー・レイク
(クリス・ヘムズワース) 難しいミッション
を好んでこなすのが タイラーの設定みたい
でしたねー …… 💪🏻💥

クリスのアクションが 凄い作品 …… これが見所なんだけど 十分に応えてくれるアクション映画でした アクションで魅せるって 最近中々無いから 逆にめちゃ感心させられた …… 👏🏻✨

繰り返しになるけど 最近見たアクション映画全般的に ただのアクションで全く面白くない アクションを見せれば良いものでは無い 〜 本作を観れば 何が言いたいのか 分かって頂けると思います クリスは何かが違う 飽きずに最後まで観れました 面白かったです …… 👏🏻😌✨

次回作『Extraction2』も是非観たい期待作品になりました アクションを堪能できる作品だと思います ぐらいかなぁー …… 😉✨✨


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

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