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『もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵』に投稿された感想・評価

3.3
目の前に人が突然ヌッと現れる反射的な恐怖演出が既出。みんなの言う通り伝道師=洗脳の主題が現前化しているが、ここではまだギャグの範疇に留まっている。杖ついて追いかけてくる大杉漣の奇形的なビジュアルはほぼマブゼ。
unko
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活字中毒の編集者、諏訪太朗を句読点の「。」を打たない大杉漣が追いつめる物語。原作は椎名誠「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」。

ディレクターズカンパニーの末席の黒沢清監督。脚本は富岡邦彦、大阪では忘れてはならないプラネットプラスワン代表。歴史を調べようと思っても、有効期限が切れていて、大学卒業後ぶらぶらしていたときに黒沢清と出会ったまでしか知ることができなかった。その後「地獄の警備員」でもタッグを組んでいる。

関西テレビのこの頃(怪談とかの)、ホラー作品以外それほど特に面白くはないが、「スウィートホーム」あたりの黒沢清が右往左往している作品だと感じる。ただ後年改めて思うと関西テレビの功績は凄いと思う(有名監督を使いすぎている)。そんな監督を時代に逆行して観ること自体が珍しい体験だった。
コンセプトとシナリオとオチ、全てがしょーもなくて良い。ギャグ映画。ほぼセット撮影だしカメラも動かないし静画もキマらないしであんまり見所がなかったけど、清特有の軽薄さ全開の若者が見られたのでまあ良しとする。

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