月の砂漠の作品情報・感想・評価

『月の砂漠』に投稿された感想・評価

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収まる男、収まらない男

青山真治が『ユリイカ』のあとに撮った作品。前作と同じく「再生」をテーマにしながらそのアプローチは大きく異なる。

大きな軸としてはIT起業家である永井が一世風靡したあと凋落…

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3.7

物語に先立ってショットがあり編集がそれを統御する、21世紀では珍しい作家主義的な映画。ベッドシーンや発砲と満月の切り返し 、モニターのカットなど商業映画では許されない奇抜な編集が楽しい。
田舎へ移動…

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4.5
傑作。捻れた1人のキャラクターが現代社会的な構造に登場する事で生まれるケミストリー。
寒
-
びっくりするくらいの豪華キャストでびっくりするくらい変な映画
そして高飛びするショーケンが全部持っていった

☆青山映画、配役の妙。今回は、三上博史と國村隼の友人関係、國村さんのガチ関西弁、三上博史の同僚に、生瀬さんとピエールさん。大御所特別出演風で、秋吉さんとショーケンさん!
☆室内の感じ、暗い照明で、エ…

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三上博がおしゃれな家のなかで移動しながら煙草を吸い気絶するように眠るのをほぼワンショットでとらえたシーンに感動し、とよた真帆のすさまじい色気を超えるショーケンのすさまじすぎる色気に慄いていたらDVD…

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ヒルクライムみたいな見た目をした男娼が三上博史に拳銃を向けながら電話に出るときの着メロがまさしくヒルクライム「春夏秋冬」のサビのメロディに酷似していてビビった。リリースはこの映画の8年後のはずだが……

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もー
5.0
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とよたさんの魅力があふれてました✨
ラストの茶色のアレの場面がとても好きです
まや
3.7
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家族って何なのか抉られる作品だった。
家族のテーマなのにずっと不穏で地に足ついていない人々ばかりが出てくる。そんな人同士でここまで人間の本質を問うてくることに脱帽した。

この作品も東京公園と同じく…

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恐らく仕事の要件で鳴っている携帯を車から川に投げ捨ててしまうのだけど「そんなことで時間は止まらない」とか言うのとか、撃たれて腕から血流してるのに「東京に帰って11時の会議に出なきゃいけない」とか言っ…

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