甘えている弟のために暫く連絡を取っていない女性に対し、課長や弟を養子にしたと言っている男性が「弟の面倒を見てやれよ」的なことを言い、説得しているといった内容。
現在から小説の中の世界へ、そして再び現…
イルミネーションツリーと花火の合成で始まる。
ラスト直前でもツリーと花火の合成。そのあと雪の上をチャーリーとポーレットのように姉と弟は手をつないで歩いていく。
でも姉は手を離し、弟を1人でこちらへ…
七里さんの新作『背 吉増剛造×空間現代』で吉増さんの絶叫を聞こうと思って出かけて併せて見物。
七里さんのお話では大阪公開時は千里セルシーシアターだけの上映で寂しかったとのこと。今回初めて知って千里…
画面と音声の時間がズレたり、リフされたり、長回しが印象的。
小説内フィクションとリアルの境い目が曖昧で面白い。
姉弟の戯れが可愛いだけに相姦関係が息苦しい。
弟を養子にとった老人・佐藤允怪しすぎ。オ…
次のシーン、次のシーンへと進むたびに思ってたのとズレていく。フィクションとフィクションが音を立てて犇めき合っている。それでいて関係性の危うさは常に香って、でもなんだかほのぼのもする。見た事がない話法…
>>続きを読む七里圭のデビュー作。七里いわく山本直樹の原作漫画は「時間をシャッフルした愛と幻想のロードムービー」である。クリスマスイブの姉弟の物語。山本直樹の同名漫画と森鴎外の「山椒大夫」と唐十郎の「安寿子の靴」…
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