『ザ・スイッチ』
原題Freaky.
映倫区分R15+
製作年2020年。上映時間102分。

ホラー、サスペンスの話題作やヒット作を数多手がけるジェイソン・ブラムが製作。
『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドンが監督を務める。
気弱な女子高生と連続殺人鬼の身体が入れ替わってしまったことから巻き起こる恐怖を描いた異色ホラー。
キャスリン・ニュートンがミリーに扮し、ブッチャーと入れ替わり後は手当たり次第に殺戮を企てる殺人鬼を熱演。
一方、中身は女子高生で自分の身体を取り戻そうするブッチャーをビンス(ヴィンス)・ボーンが演じた。

家でも学校でも我慢を強いられる生活を送る冴えない女子高生のミリー。
ある夜、アメフトの応援後に無人のグラウンドで母の迎えを待っていた彼女に、背後から指名手配犯の連続殺人鬼ブッチャーが忍び寄る。
鳴り響く雷鳴とともにブッチャーに短剣を突き立てられたミリーだったが、その時、2人の身体が入れ替わってしまう。
24時間以内に入れ替わりを解かなければ、二度と元の身体に戻れない。
ミリーは新たな殺戮を企てるブッチャーを相手に、自分の身体を取り戻そうとするが。。。

ブラムハウス・プロダクションズは、優れたアイデアと、より靦然たるトーンで、何度もホラー・ジャンルを刷新することに成功していると個人的には感じる。
最近の『ハッピー・デス・デイ』やその続編、また、『インビジブル・マン』とかの興行的成功は、想像力を働かせれば、古典的な作品でも十分に通用することを示しているかな。
今作品は、基本的には『フォーチュン・クッキー(Freaky Friday)』のバージョンだそうやけど、
今回は、非常に不安で内気な学生と凶暴な連続殺人犯の間で体の交換が行われる。
TBS系『日曜劇場』枠で放送されたドラマ『天国と地獄〜サイコな2人〜』
(綾瀬はるかと高橋一生)をちょいおもいだした。
今作品のプロローグは(あくまでも序盤は)、スラッシャー映画フリークにとってかなり期待できるモンじゃないかな。
4人の若者が非常にデンジャラスな殺り方で殺害される。
犯人は手違いで生贄の短剣を持ち逃げし、その短剣には魔法の特性があった。
ヴィンス・ヴォーンが犯人に扮し、最初のシーンでホンマ恐ろしくなる。
そして、内気なキャサリン・ニュートンが登場して、犯人なサイコパス行動が失敗した後、犯人と体を交換する。ヴォーンは犯人役を見事に演じているし、思春期の少女役も巧みでした。
とても楽しい作品かな。
ただ、残念なことに、ニュートンは、どの役も悪くはなかった。
ただ、他の俳優陣も悪くはなかったけど、少々陳腐かな。
ゲイとブラックの友人、
支配的な母ちゃん、
学校のいじめっ子、等々。
最初の4人の死はいいとして、セットアップと中盤は不必要な感傷的な会話と愚かな行動・決断でダラダラしてた。
第3幕とエピローグでペースは戻したけど、もっと死人が出るか、あるいはもっとコメディになるか、あるいはその両方を待ち続けることになる。
端的に書けば、面白いけど、個人的には『ハッピー・デス・デイ』ほど楽しくなかったかな。

🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-512
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋基本的にはそこまでホラーを好んで鑑賞するタイプではないですが、メジャーな作品と最近鑑賞した『ゲット・アウト』『アス』『透明人間』などを送り出してきたスタジオ・ブラムハウスの作品であること、そしてこちらも鑑賞した『ハッピー・デス・デイ』「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのクリストファー・ランドンが監督・脚本を務めてるということで鑑賞しました。

🖋結論から言うと、とにかく面白い！！かわいい女子高生と中年の連続殺人鬼が入れ替わるという、斬新な設定が見事にはまっています。ということから、ホラーとコメディと青春モノが上手い具合にリミックスされ、他では観れない面白さになってる作品です。

🖋スプラッター的な殺人シーンはやはりホラー。そして殺人鬼と女子高生というギャップ、演じるヴィンス・ヴォーンとキャスリン・ニュートンの見た目のギャップとそのギャップにたじろぐ姿と台詞はコメディ。そして主人公の女子高生を親友たちが助けていくのは青春モノとしてそれぞれの良さが凝縮されています。最初から最後までハラハラドキドキが続く中に、クスッと笑えるシーンも多く緩急の付け方が絶妙なんですね！！

🖋そして殺人鬼も体験した女子高生のラストの奮闘はお見事！！おどおどしていた暗い女子高生が殺人鬼も体験してどうなっていくのか。。。この女子高生演じるキャスリン・ニュートンがとてもすてきですねー。

😣物語は。。。（参考:公式サイトより）

ミリーは、片思い中の同級生にも認識されない地味な高校生。親友たちと普通の学校生活を送っていたが、ある13日の金曜日、連続殺人鬼“ブッチャー”に襲われ謎の短剣で刺されてしまう。
間一髪、命は取り留めたミリーだが、次の朝目覚めるとミリーとブッチャーの身体が入れ替わっていた。
女子高生姿のブッチャーが虐殺計画を進めるなか、中年男姿のミリーは24時間以内に身体を取り戻さないと一生元の姿に戻れないことを知り・・・。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『ザ・スイッチ』
原題（英題）:『Freaky』
🎥製作国 :アメリカ
🎥初公開 :2020
日本公開 :2021/04/09
🎥上映時間 :102分
🎥受賞 :※※※
🎥監督（製作）:クリストファー・ランドン
脚本 :クリストファー・ランドン、マイケル・ケネディ
原作 :※※※
撮影 :ローリー・ローズ
音楽 :ベアー・マクレアリー
出演（声優）:ヴィンス・ヴォーン、キャスリン・ニュートン、ケイティ・フィナーラン、セレステ・オコナー

🔸Overview （映画. comより）———————
「透明人間」「ゲット・アウト」などホラー、サスペンスの話題作やヒット作を数多手がけるジェイソン・ブラムが製作、「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドンが監督を務め、気弱な女子高生と連続殺人鬼の身体が入れ替わってしまったことから巻き起こる恐怖を描いた異色ホラー。家でも学校でも我慢を強いられる生活を送る冴えない女子高生のミリー。ある夜、アメフトの応援後に無人のグラウンドで母の迎えを待っていた彼女に、背後から指名手配犯の連続殺人鬼ブッチャーが忍び寄る。鳴り響く雷鳴とともにブッチャーに短剣を突き立てられたミリーだったが、その時、2人の身体が入れ替わってしまう。24時間以内に入れ替わりを解かなければ、二度と元の身体に戻れない。ミリーは新たな殺戮を企てるブッチャーを相手に、自分の身体を取り戻そうとするが……。「名探偵ピカチュウ」「スリー・ビルボード」のキャスリン・ニュートンがミリーに扮し、ブッチャーと入れ替わり後は手当たり次第に殺戮を企てる殺人鬼を熱演。一方、中身は女子高生で自分の身体を取り戻そうするブッチャーをビンス・ボーンが演じた。

女子高生と殺人鬼が入れ替わっちゃうんだけど196センチのヴィンス・ヴォーンが女子高生の演技ハマってて面白かった🤣

グロいとこもいっぱいあって目を塞いじゃったけど全体的に笑えるシーン多くて面白かったと思う😊