強烈過ぎる自己顕示欲と自己承認欲求はその人物を知らない人間にとっては単なる脅威でしかない事を明確に物語っていると思う、ジャンルに振り分けるとしたら歴とした「ホラー」。ただ最初の主旨説明も最後のも不必要な気がした。自撮り系YouTuber壊滅を目論んでたら本当に面白いが。露骨過ぎるバナナと魚肉ソーセージ。普段からあの格好で生活してるんだろうか、寒くなって来たから風邪引かないで欲しい。

2020年(273本目)

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主観と客観の三重構造に興奮！

自分の姿を編集している自分を撮っている自分。
自分をがんじがらめにしているのは誰？
時間に抗う姿が胸に刺さるが、そんな主観をぶった斬る監督の声が最高！

祭囃子のシーンは、ちょっとしたホームシックと社会からの孤立を感じ
自分が一人暮らしをしていた頃が蘇ってきて、グッと主人公との距離が縮まる瞬間でした。

編集中の表情がいちいち良い。
パソコンの光を受けて映し出される顔が、冷静すぎて怖い。
とくに好きなのは、ひと昔前の“自分をさらけ出す”概念に対しての「違う」って表情。
たまらなく好きです。

実は恵未(24)は監督本人とは別の人物設定なので、フィクションの多重構造でもある。
この面白さ！

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