『主人公』
監督:サタジット・レイの66年作品。著名な俳優が列車内で出会う人々と自己の回想。レイと列車といえば、『大地のうた』を思い出すが、本作は列車内の出来事。偏屈な老人や、女優に憧れる女性が登場…
走る電車の中からレールを眺めて、少しだけ見惚れて、次の瞬間さっきより良い気分になっている。
光の筋が夜の道に輝いて、主人公の乗る世界もまたその上をすごい速さで移動している。ただレールを見るだけの一瞬…
クレジットバックは、黒い円形が揺れる画面。格子状の白い線が引かれ、黒地の部分に文字が出る不思議な造型だ。ちなみに音楽は、佐藤勝みたいと思った。黒い円形は男性の頭部になる。これが主人公だ。彼は、最初…
>>続きを読むサタジット・レイ監督
それまでFilmarksやWikipediaのフィルモグラフィーにも掲載されていなかったのだけれど、国立映画アーカイブでの上映を機にいつの間にやら追加されてる!
存在すら知ら…
【映画がコケたら奈落行き】
国立映画アーカイブにて開催中の特集「アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション」にてサタジット・レイの”Nayak”が邦題『主人公』として上映された。サタジット・…