いの

林檎とポラロイドのいののレビュー・感想・評価

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)
5.0
【追記】2023年12月上旬 再鑑賞

スコア:4.1→5.0に変更します!


初鑑賞では推定93%くらいウトウトしていたのだと思いました。それなのに、そのとき4.1をつけたという💦でも、これはわたしにとっては良い映画だという確信はあったのです(←言い訳) 再鑑賞必須案件であることは憶えていたわたしはえらいっw(特技:自画自賛)


🍎これはもう自分でも困っちゃうくらい好きな映画でした。記憶を失った男。ずっと食べていた林檎をいったん手放し、そして再び林檎を手に取るまで。丈の短いパンツ。ユーモアとペーソス。ユーモア多めからゆっくりとペーソス多めに移行する。ライティングというのでしょうか、暖色系の灯りがずっとこの映画を支えている。これから何度も観ると思う。本当に好き


メモ
映画館で観ていた映画は『悪魔のいけにえ』のリバイバル。鑑賞している女性の怖がり方は、人ごととは思えず笑いました、わたしはあそこまでオーバーアクションではないけどね、近しいものを感じました



【初鑑賞時の感想】2022.04


仕事帰りに駆け込んだので(以下、略)。ったく、自分が不甲斐ないったらない。覚めると、その都度、妙な光景が展開されていて、なんだかとっても不思議。宇宙飛行士の横にはキャットウーマンがいて、おまけに停まった救急車にはバットマンがいる。「バットマンと知り合いの方は?」って場面、めっちゃ可笑しかったけど、誰も笑ってないから笑うのガマンした。丁寧に美味しそうなお料理作れる人はステキ。スープもケーキも美味しそう。林檎をスライスして食べる姿に惹きつけられる。正方形に近い画面は、どこか窮屈。記憶をなくした男は、記憶を呼び戻したいようにも、記憶を呼び戻したくないようにもみえる。多分、どっちもなんだろうね。近未来と、懐かしガジェットのバディはイイ。林檎とオレンジ。おかしみと孤独。滑稽さと喪失。最後まで行き着いてビックリ。なんだか、すごいところに行き着いたぞ。大転換。いったいわたしはなにを見逃したんだろう。これは絶対に再鑑賞します。再鑑賞必須案件。次は見逃さないんだからねー



*ジャケ3枚、連作のようにみえるかもと思って並べてみました!「上映中」の文字が消えると、もっと良い感じになるはず(自己満足)
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