▪️JPTitle :「ヘザース ベロニカの熱い日」
ORTitle:「Heathers」
▪️First Release Year : 1989
▪️JP Release Date : 1990/12/22
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-044 再鑑賞
🕰Running Time : 102分
▪️Director : マイケル・レーマン
▪️Writer : ダニエル・ウォーターズ
▪️MusicD : デヴィッド・ニューマン
▪️Cast : ウィノナ・ライダー、クリスチャン・スレーター、シャノン・ドハーティ 、リザンヌ・フォーク 、キム・ウォーカー 、ペネロープ・ミルフォード
▪️Review
後のアメリカ学園青春映画に多大な影響を与えた伝説的なカルトムービーですね。いわゆる学園カースト制度（この時代に学園カーストという言葉はあったんでしょうか？。。）や、80年代のファッションやゴスというカルチャーを先駆けて題材にした青春シニカル・コメディの先駆け的作品です。
転校生JDが、主人公ベロニカの日常を一変させます。ベロニカに放たれた「嫌な奴なんて殺しちゃえば？」という言葉。。。ここから一気に不穏な雰囲気に。そう平気で殺人がいとも簡単に行われるのはとてもシニカル。。。
ブラックでシニカルな展開と、その中心的な役割りを担う主人公ベロニカを当時18歳のウィノナ・ライダーが、そして恋人役J・Dを当時20歳のクリスチャン・スレーターが演じているのが見どころ。

物語は。。。
ベロニカは高校で絶大な権力を持つお嬢様集団ヘザースにいじめられ言いなりの日々。彼女は転校生J・Dと恋に落ちますが、二人は誰にも言えない残忍な秘密を抱えていきます。J・Dの恐るべき計画とは。。。

主題歌はヒッチコック「知りすぎた男」で有名なな“ケセラセラ』、オープニングでは不穏な雰囲気の幕開けに、エンディングではこれからの光明に違って聴こえる感じがしますね。
ブラックなのにラストはなんだか少しホッとするのもカルトならでは。。。

▪️Overview （映画. comより）
1人の少女が反逆的な転校生との出会いから、学園を牛耳る3人の女性リーダーに復讐を開始してゆく姿をシニカルに描く青春ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはクリストファー・ウェブスター、製作はデニーズ・ディ・ノヴィ、監督は本作がデビューのマイケル・レーマン、脚本はダニエル・ウォーターズ、撮影はフランシス・ケニーが担当。出演はウィノナ・ライダーほか。

表紙から恋愛ものを想像していたが、中身はブラックコメディだった。また、ウィノナ・ライダーの個性的ファッションも楽しめる作品。前半の学園の気に入らない奴らを殺しまくるくだりが良かっただけに、後半の展開には少しがっかりした。

一見学園モノコメディと
思わせておいて…
凶悪なサイコパス的
へんなカルト映画…。
こんなことを想像する奴が
いても…映像化はしないよ（笑）

「ヘザース」

前々からおかしなカルト映画と聞いてましたが…丁度クリスチャン・スレーターとウィノナ・ライダーの作品を見て思い出しました。聞きしに勝る…へんな映画（笑）色合いとやってる事が全く違う…学園モノ、スクールカーストものから、どんどん変になり、サスペンスからサイコパス映画になるという、ある意味逸物。その間も80年代から90年代にかけてのポップな感じ（特にファッション）がずっと流れてる…。

この高校のスクールカーストの頂点は3人のヘザースという名を持つ女王様。ベロニカ（ウィノナ・ライダー）はそのグループに一人入り、窮屈で嫌な思いをしていた。ある日、その男JD（クリスチャン・スレーター）が現れる。クールなイメージに気になっていたベロニカはヘザースに嫌な目に遭った日に男と女の仲になる。JDは仕返しをけしかけ、ヘザーに上手く毒を飲ませて…。

とにかく、ポップな感じなのだが…毒にまみれていくと言うか…説明しづらい…。あらぬ方向に突っ走って行く感じ。最初は学園モノで軽いリベンジものを撮ろうとしたが、それではつまらないので過激にしてしまえ！みたいな感覚。それ故…ブラックコメディなのか、サスペンスなのか微妙な色合いになったよう…（笑）まぁ間違いなくブラックなんですけどね。

クリスチャン・スレーターが面白すぎる。あのニヤニヤした顔は愛嬌なのかと思いきや…見事なサイコパスぶり。後のトゥルーロマンスも良かったがこちらも中々素晴らしい…。らすとも中々かな…個人的には全部ぶっ飛ばした方が作品的にはよりカルトらしくなった気がしますが…。ウィノナ・ライダーも途中まではボニー&クライドかと思わせてくれる付き合いの良さ（笑）後半の煤けた顔も好きです(^^)　ただ…役どころとしてスレーターさんにやや譲ると言う所でしょうか。

まぁ…アメリカのスクールカーストって単純バカと言うか…アホらしいんですが…まぁ日本でも体育系と普通、オタと別れて…ありましたからね…私らの頃も。まぁそこで怖いことを何か考えてる方もいたでしょうし…形にしたらこんな破壊パワーのある作品になっちゃうんでしょうね（笑）

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