転入先で"魔女三人組"と呼ばれる嫌われ者から仲間に誘われる

Little MixのBlack MagicのPV思い浮かんだ
冴えない4人組だし、手で摩れば髪色が変わるし、浮かぶし、魔術の本のお陰で魔法使えるようになるし、モテ女に恥かかせるし

オカルト青春物
序盤は中二病っぽく痛々しいし、虐められてたり
コンプレックスを抱えてたりで、応援出来るんだけど
中盤魔術が使える様になったら力に溺れていく
そして終盤…何か複雑な気分です…
詰まらない展開だから複雑という意味ではなく…
とにかくモヤッとしちゃった、ネタバレのため言えないけど

結局人は身の丈に合わない力を身に付けちゃいけないんだよ

力を悪用した報いを受けよ！！

転校先で仲良くなった女子グループは魔女だった！自分も魔女だって気づいてみんなで好き放題楽しんでたら、10倍返しよりはちょっと控えめな3倍返しを食らっちゃうティーン向けオカルトホラー。

それぞれに抱えている現実への不満。人種差別、家庭環境、病気。そういった自分ではどうしようもないことで理不尽に周囲から虐げられる彼女たちに逃げ場なんてものはなく、行き場のない悲鳴にも似た感情が「魔女」という非現実の力を呼び寄せる。

虐げられた女性たちの非現実世界からのカウンターを描く本作はまさに「怪談」であり、サイキックホラーにも似た感覚を呼び起こされる…というかサイキックホラーやね、これ。

彼女たちは周囲から「魔女」だと罵られ除け者にされ続けたわけだけど、本当に「魔女」の力を手に入れることで日々が輝き始める。除け者の象徴としての「魔女」から自己への自信を象徴する「魔女」へと言葉の意味合いが変容していくことが「魔女」の内包する多面性を表しているし、それが人間の内面の多面性と鏡写しとなっていく。

本作の描く悪というのは人の多面性・多様性を受け入れられない未熟な心のことであり、善というのはその逆。その被害者側だった彼女たちが加害者側へと転落していく様を、途中まではリベンジムービー的な高揚感たっぷりに見せてくれるので観客側も楽しくスカッと見れるのですが、見え方が変わってからは今までのことを楽しんで見てた自分こそが加害者側だったのだという現実を突きつけられた思いがして居心地が悪くなった。

そんな感じでティーン向けだからこそな教訓めいたことをわかりやすくコミカルに伝えてくれる良作だと思いました。『ハロウィン3』を思わせるような、虫とか蛇とかが大量に体から湧き出てくるとこも好きだったし。ただ、主人公の心的状況とか家族の関係性を伝える意図があるであろう冒頭と終盤の自宅の演出はチグハグ感があったし、「え…そっち？」ってなっちゃうラストもあんまり好きじゃないっすね。仲良くやろうよ！

見たい作品が溜まってきたのでOSOREZONEの利用再開しようか悩み中なんですけど、最近ネトフリを見てなさ過ぎて何で契約してんのかわかんなくなってきた…(^_^;)オリジナル作品は消えないだろうと思って安心して後回しにしちゃってずっと見ないっていう悪いパターン。一回ネトフリ切ろうかな…。

• #ホラー映画と怖い映画

2021年92作目

規模の小さいハリポタ。

上手ーくまとまっていますが、
何か物足りない作品でした。

登場する4名のキャラクターは
個性的で良かったと思いますが、
ストーリーが単純で面白くないし、
伏線未回収、説明不足等々も、
気になり映画に入り込めませんでした。

その他、魔法というよりは呪い？も
アドバイザーとして魔女団体の
本物の魔女が監修したらしいですが、
可愛げのあるものばかりで、
結構ポップな仕上がりでした。

ホラーとして見ると物足りないです。

• #ホラー_SO