「デンボー牧場の争い」「吹き荒ぶ嵐」と今のところハズレなしのヒューゴフレゴネーズ監督作。御贔屓のレビュアーさんたちの評価も高い！観るしかない！！




面白い！！！😳。

テンポ良く、短時間とは思えぬ充実した内容。緩急、明暗も巧みに、手に汗握るシーンも程よく含まれ、画面も広々使っていて、そこがまたサスペンス性を増す要因にも😆。

主要キャスト以外にも愛情が感じられる演出もニンマリする。アーサーシールズ演じる牧師さん、いい味！

男女三角関係まで入れ込む。
それに友情もか。
主人公サムは美味しいとこ持っていったなあ。
ジョーが少しだけ不憫に😅。

いや〜、ヒヤヒヤしたし、
面白い作品でした。


灯りを持ち耐え、共に闘う女性たちが、
とても神秘的に見えた。

期待してたが面白かった。進むにつれて明らかに画の強度が上がっていく。背後には赤狩りの歪んだ民主主義がありつつ、太鼓の音が変調する籠城サスペンスとドライヤー映画みたいな教会の石膏壁に空いた穴(窓)から突入してくるインディアンの速度に動悸。外の炎上を示唆する明らかに人為的な色光照明も不気味で良い。これで75分…すげー！

美コリーン・グレイ出演のウエスタン③連発祭の①

ヒューゴ・フレゴネーズ監督による、
テクニカラーの【ウエスタン】。


町の浄化対策としてジョー・マッデン町長（ウィラード・パーカー）は、町の一角にあるスパニッシュ・フットから売春婦たちと悪名高いギャンブラー、サム・リーズ（スティーヴン・マクナリー）らを追放することを決める。
しかし、彼らが出て行った道中でアパッチ・インディアンに襲撃され売春婦たちが殺される。
サムは事実を伝えに町に戻るが町長は彼の話を信じない。
だが町がアパッチに襲撃されて初めて、サムの話が真実ということを理解する…。


冒頭から
テンポ良く展開する無駄を削ぎ落とした脚本。
主要キャラ立ちも良い。

町長のジョーにとって
サムは町の厄介者で排除したがっていた。
バーで働くサリー（コリーン・グレイ）とは三角関係にあった。
サムは何かとサリーに認めて欲しくて良いところを見せようとしていた。
↑
インディアンが井戸に町民の死体を遺棄した事で水が飲めなくなり、サムは、危険承知で川に水汲みに行くメンバーを募った。
↓
インディアン達の襲撃に遭って絶対絶命になるが、、

仲間の唯一のインディアン、ペドロにビールを奢った罪で懲役20年を課されたサム。
手錠をかけられ、サリーと最後の会話中にインディアン達の襲撃が始まる。

終盤は、
町民vsインディアンの闘いに特化。

生存者が
小屋に立て籠もってからは 籠城戦 に突入。
不気味なアパッチの太鼓が鳴る中、小屋の高い窓から次々と 奇声を発して飛び降りてくるアパッチ達 をバンバン撃ち殺す構図が、あたかもゾンビを情け容赦無く退治するホラー＊のようで、ウエスタン作品では初めて味わう斬新とも言える 中々エグい空気感を演出。インディアンの怖さ が伝わる。

途中、
インディアン側が ある取引交渉 を持ちかけてきて、命懸けの危険なミッションに町長が男らしく名乗り出るのだが、、
［インディアン嘘つかない⁈］

男同士の友情を入れているのもポイントだ。

クライマックスは、
ついに入り口の木製の扉に火が放たれた。
インディアン侵入を防ぐ為に燃えるモノを何でもぶち込んだが、絶対絶命状態に。


ラストは、
これまたガラッと空気を変えた上にほっこり締める。


＊注記
後に知ったが、プロデューサーが【キャット・ピープル】のヴァル・リュートン。

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