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The Taste of Nature 世界で一番おいしいチョコレートの作り方のbackpackerのレビュー・感想・評価

3.0
Bean to Bar

ーーー【あらすじ】ーーー
中目黒・目黒川沿いに本店を構える『green bean to bar CHOCOLATE』。
世界各地のカカオ農園からダイレクトに仕入れた、上質で厳選されたカカオ豆を、ショップ内ファクトリーでチョコレートにする、日本発のビーン・トゥ・バー・チョコレートメーカーである。
同社社長の安達建之は、世界一のチョコレートのために必要な、更に良質なカカオ豆を求め、南米のジャングルにカカオハンティングの旅に出る。
道なき道を進む過酷な旅路の果てに、安達はカカオと、その地で生きる人々の生活を垣間見、何を思うのか……。
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ドキュメンタリー映画で【あらすじ】を書くってのもなんですが、ザックリといえばこんな映画です。
2021年の東京国際映画祭では、ミッドタウン日比谷前の屋外上映作品に選ばれていましたね。そうとはつゆ知らず、映画祭帰宅後にたまたま観てしまいました笑


世界的に有名なチョコレートイベント〈サロン・ドゥ・ショコラ パリ〉にて、設立後2年で受賞したという『green bean to bar CHOCOLATE』。
世のオシャレさんはこういうお店に行くんですかね。チョコレート好きでもない私には縁遠く、存じ上げませんでした。

コーヒーにおいては、グリーンビーンを用いたフレッシュなコーヒー作りやフェアトレード等の取り組みをしていることは、『美味しいコーヒーの真実』等いくつかのコーヒー関連映画で把握していましたが、クラフトチョコレートの考えは全く知らなかったため、理念や取組み等を興味深く拝見することができました。

安達氏が情熱を傾ける、チョコレートを通してカカオ農家の経済水準の向上を包含した取組みや、消費者マインドの改革は、その道のりの困難さをヒシヒシと感じさせます。
この取組姿勢に対して御大層に物申すことは私にはできませんが、ドキュメンタリー映画としては実にオーソドックスな作りだったなぁ、ということだけは言えます。
勿論、奇を衒った構成やらカメラワークやらをぶちこむような必要は一切ない内容なわけですから、全くもってこれでいいという作品でした。
ただ、それほどチョコレートに興味関心がなく、好きで頻繁に食べるような人間でもないため、見た端から、記憶からこぼれ落ちていってしまい……。映画を大量に見すぎてて、記憶に留めて置けないんです。申し訳ない。故に、本レビューにも碌な事を記載できませんでした。ご勘弁くださいませ。
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